伊集院光、ドッグフードの包装に肉眼で見えない穴が開いているかチェックするバイトの実態に驚く「ニオイが少しでもしたらアウト」

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2019年9月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ドッグフードの包装に肉眼で見えない穴が開いているかチェックするバイトの実態に驚いていた。

伊集院光:新しい構成スタッフ、10月からの構成スタッフも決まってきていて。で、それぞれ、そいつの得意な話題みたいなものも見えてくる中で、一人がもうバイトはネタになるところでやる、みたいな。

どうせ派遣だったら、なるべくだったら今までは時給とかで決めてたけども、どうせだったら、ネタになるところでやるって決めたっていう。それはいい心がけだなと思って。

そしたら、今、一番最近行ってるバイトが、ドッグフードの会社で。そのドッグフードが、目に見えない程度の穴が開いて、内容が漏れていることがある、と。凄い低い確率であるから、それを何て言うのかな、抜き取り調査って言うの?凄い数のドッグフードの入った箱があるわけ。

その中から、「これ」って決めたやつを開けて、その穴が空いてるとなると、その山全部は検品っていう感じ。だからもう、ランダムに「はい次、これ!」って開けて調べるっていうことなんだけど。

その穴っていうのは、肉眼では分からない程度の穴もちゃんとチェックしなきゃいけないっていうことで、端から端までニオイを嗅いで、ドッグフードのニオイが少しでもしたらアウトなんだって、その箱は。

まずはその鼻だけを使うバイトで。ただ問題は、そのバイトがもうかなり長くやってんだけど、凄いなって、ある意味日本って凄いなって思うのは、まずアウトなことがないんだて。ほぼ記憶にある限り、アウトだったことがないんだって(笑)

随分昔に1件あった、みたいな話で。少なくとも、彼の今、職場にいる人たちは一人もアウトを嗅いだことがないらしい。だから、一日中、開けて嗅いで、開けて嗅いでしてくんだけど、途中で何を嗅いでるのか分からなくなるんだって。

だって、アウトがないから。「どうしたらドッグフードのニオイがしてくるんだっけ?」ってことが。何のニオイを俺は嗅いだらアウトになるかが分かんなくなるから。そうすると、ドッグフードを嗅ぎに行くっていう部屋があるんだ、と(笑)

で、それが近くの部屋だとニオイが流れてきちゃうから、分かんなくなっちゃうから、一旦、離れた部屋まで行って、ドッグフードの「このニオイがちょっとでもしたらダメなのね」ってやって(笑)

で、エアーカーテンみたいな、自分についたドッグフードのニオイを全部消してから、また長距離移動して部屋帰って嗅ぐんだけど、まぁ当たりはないから。全部ハズレだから、間違いのない間違い探しをさせられているようなもんだから。

でも、これも繰り返して長時間経ってくると、幻臭がしてくると。「そろそろ当たってもいいじゃないか」とか、もっと言えば、「自分は働いているんだ、正当にお給料をもらってる」っていう意識のために、「ニオイよしてくれ」って意識がしてくるんだろうね(笑)

だから、幻臭がしてきたら、今日は終わりらしい(笑)しもしないドッグフードのニオイがしてきたら、「一応、今日の労働時間は終わり」っていう。

「すげぇなぁ」っていう(笑)

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