2021年8月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、コロナ禍でデビューした芸人たちを可哀想に思う理由について語っていた。
太田光:結局、今年結成して今年デビューの芸人は、今まで満杯のお客の前で、一回もネタしたことないんだよ。
田中裕二:ああ、そうね。だから、タイタンライブ出たって言っても、いわゆるコロナになってからで。
太田光:そうなんだよ。コロナ後のデビューだから。
田中裕二:うん、そうだよ。
太田光:満杯の客を経験したことがないんだって、満員の客を。
田中裕二:ねぇ。
太田光:だから、そういう世代になってるんだよな、だから。
田中裕二:ね。
太田光:うん。
田中裕二:ここ1~2年はそうですよ、ほぼ。
太田光:だからさ、そう考えたら「ああ、そうかぁ…」ってなってさ。
田中裕二:うん。
太田光:満員の前でやらせてやりてぇなぁってちょっと思うよな。
田中裕二:まぁね。でも、「怖い」とも言ってたね。
太田光:怖いだろうし。それは怖いよ。
田中裕二:もし出てって、お客さんがバーッといたら。
太田光:それは怖いよ。怖いけど、もしウケた時のあの快感っていうのはさ、1回も味わったことないわけだよ。
田中裕二:うん、そうね。
太田光:もう密集した空間のドカーンってきた時の、あの気持ちよさっていう。「ああ、やった!ウケた!」みたいなのってさ、今の若い子ってさ。
田中裕二:うん。
太田光:お笑い目指して、それをやりたくてやってるのに、一回もやったことないんだよ。
田中裕二:ねぇ、可哀想だよね、だからね。
太田光:味あわせてやりたいね。