伊集院光、東京オリンピック反対派を刺激するような見出しで自分のコメントを曲解して書かれた東スポWebのネットニュースに不快感

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2021年7月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、東京オリンピック反対派を刺激するような見出しで自分のコメントを曲解して書かれた東スポWebのネットニュースに不快感を感じると語っていた。

伊集院光:昼間のラジオでさ、ちょっとエキサイトしつつ。言いたかったことは、元々スポーツが好きで、ここまでのオリンピック開催に自分は反対してきたということがわだかまっていて、本来楽しもうとしていたオリンピックを楽しめないでいるとするならば、俺はそれはもったいないんじゃないのって言って。

自分自身のポリシーとしては、今回のオリンピックの開催等について、ずっと疑問を持ってたけど、オリンピック始まってこの競技自体が面白いと思って、自分が見ることと、なんの矛盾もしてない。

「お前、オリンピック反対してたんだから見るなよ」っていう人に対して、「いや、別に僕は、この協議が面白いとか、この試合が良かったとかに関して、別に何の遠慮もなく見ますよ」っていうことと、「政治のこととか、本来どうするべきだったのかっていうことは、全く分けて考えますんで」っていう話を自分はしたし、したつもりなんだけど。

朝の番組が8時半から始まり、最終的に11時に終わっていく、途中の段階で東スポWebが「伊集院光、五輪を楽しめていない人がいるならばもったいない」(東京五輪反対派に“エンジョイのススメ” 伊集院光「楽しめていない人がいるならば、もったいない」)っていう見出しで、載せるわけ。

で、もっと言うとね、それがYahoo!ニュースに即載るじゃん。「みんな、東スポだよ?」っていう(笑)「東スポで、Webだよ」っていう。

で、その番組、しかも終わってないんだよ。この番組、ニュースコーナーが終わっただけで、終わってないんだよ。その段階で書かれてるもんだから。ちょっと冷静に思い出して。

東スポ、基本的に好きだよ。基本的に好きだけども、東スポ持って「これどう思う?」って、言われた時と、そこがYahoo!ニュースっていうものが。「ネットに出てたよ」っていうことでも、「東スポだよ」っていうことでもなく、東スポの上に、web版に出たやつが、Yahoo!ニュースっていう形で歩き始めた時の、俺の思う迷惑さみたいなことっていうか。

で、もちろんこの元々孕んでる問題として、これに対して色んな意見があるのは当然なんだけども、まぁその損だなっていうか。

この手の発言の損さは、オリンピック絶対反対ね、見るのも虫唾が走るっていう人たちにも、オリンピック絶対賛成っていう人たちの中にも、「この意見違うだろ」って話が来るから。損なんだけど、なんか心のどっかに「損でも言わなきゃ」っていう、ちょっと意識があるかな。

で、これが面白くしようとすると絶対失敗するのもわかるから。「じゃあ、これはここまでなんじゃねぇの?」みたいなことと、まぁ色々みんな意見はあってよくて。

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