2021年6月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、師匠・三遊亭円楽の策にまんまとハマって「秋に次回公演」を開くと約束させられたと明かしていた。
伊集院光：肩の荷が下りるはずの日だったんですよ。まぁ、これだけはもったいつけるなってこともあるでしょうから話しますけど。
新井麻希：はい。
伊集院光：最初、普通はね、一番下の前座さんが出て落語をやるんですけど。
新井麻希：はい。
伊集院光：そうじゃなくて、今回はトークショーって、二人で「いや、久しぶりだね」みたいな。トークをする、と。
新井麻希：はい。
伊集院光：で、こういうふうになった経緯を話そうよって言われて。
新井麻希：はい。
伊集院光：で、ちょっと異例なんですけども、トークショーから始まるんです。
新井麻希：うん。
伊集院光：で、それの午前の部のトークショーのほぼほぼ口を開いた一言目で、「今日済んだら秋頃またやろうか」って言い出したのね。
新井麻希：はっはっはっ(笑)
伊集院光：「ええ？！」っていう。
新井麻希：ふふ(笑)
伊集院光：で、その…あの男は策士なんですよ。
新井麻希：策士なんですね(笑)
伊集院光：今までね、二人でインタビュー受けたりする時に、「まぁまぁ、これで最後ですから」って答えようとすると、それを遮って「最後かどうかはまたな、後で決めればいいことだから」って言うの。
新井麻希：ああ(笑)
伊集院光：ヤな予感はしてたの。
新井麻希：はい。
伊集院光：で、どっかで言われんだろうなって思ってたんだけど、全然言わずに、当日のお客さんの前で、いきなり言うわけ。
新井麻希：凄い。
伊集院光：そしたら、お客さん温かいから。どう思ってようが、それは拍手しますよ。
新井麻希：みんな大賛成だと思います。
伊集院光：で、その時も、なんとかのらりくらりで。「今日、やってみないと。お客さんも拍手してますけど、見た結果、うんざりってこともあるんですから」ってごまかして、そのまましばらくトークショーやってたの。
新井麻希：うん。
伊集院光：そしたら、最後の最後に「で、秋だけどさ」って言い出して。
新井麻希：はっはっはっ(笑)凄い、策士(笑)
伊集院光：「はい」って言わざるを得ないじゃん。でも、これは後の裁判では違法捜査による自白だから。
新井麻希：はっはっはっ(笑)
伊集院光：証拠能力がないんじゃないかってことになるんですけども。
新井麻希：凄い、嬉しい。
伊集院光：これをひっくり返すには、今日、これからの録音なんです(笑)
新井麻希：いやいや(笑)
伊集院光：言質を取られるのか(笑)
