伊集院光、藤田ニコルとみちょぱは「全く異質なもの」であると語る「やりたいことがあるみちょぱと、与えられている役割の中でやるだけのことをやるみちょぱ」

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2021年5月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、藤田ニコルとみちょぱは「全く異質なもの」であると語っていた。

伊集院光:この世界にかろうじているってことで、みちょぱと藤田ニコルって全く異質なものだって思うの。

みちょぱと藤田ニコルを、まぁ俺と同年代か、ちょっと上ぐらいが同じ引き出しに入れてるってケースが結構多いんだけども。俺ね、いつも思うんだけど、藤田ニコルさんとあんまり僕は共演したことないんですけど。

テレビで見る感じとか、伝え聞く感じとかの藤田ニコルさんと、割と共演が多いみちょぱさんと、まったく違うものだなって。なんつーのかな、みちょぱの瞳の奥にある暗いものっていうか。諦めっていうか、そういうものを感じるんだよね。なんかそこが俺は、ちょっと魅力だと思ってて。

なんか昔、ちょっとしたコラムに書いたことがあるんだけど、当時、藤田ニコルさん出てきて。で、りゅうちぇるとかが出てきた頃に、なんかああいう、元々積極的に凄いテレビに出たかったわけじゃないんだけど、誰かに「出てみたら面白いよ」って、みっけられて出始めた子達のあの感じっていうのは、テレビが好きで好きで、出たくて、修行までしちゃった人間は、絶対に敵わない何かを持ってるっていう。話を書いたことがあるんだけど。

藤田ニコルさんは外で見てる限り、成長してくるじゃん。成長してきて、やりたいこととか、なりたいものとかあって。で、それになれなかったらどうしようっていう苛立ちや、なんかそういうもの。だから、希望と苛立ちみたいなものが、節々伝わってくるじゃないですか。

でも、みちょぱは全然違う気がするんだよね、なんかね。恐らく、ベトナム帰りじゃないかな。自分の仲間の中隊が全部死んで、でも戻ってきたみたいな。そういう感じの諦めと、あと自分の今与えられている役割の中でやるだけのことをやる感とか。

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