2025年6月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、柏木由紀の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』での立ち振る舞いを絶賛していた。
伊集院光:高木さんチームに、アスリートが来ちゃうとどうしてもその一般人っていう、その体力的に一般人の人、要するにスーパーサイヤ人同士じゃない、みたいなところを入れないと、見ててももうよくわかんないっていう。その大変さみたいなやつの縮尺が。
だってもう「メダリストだから、行けんじゃね?」みたいなことになっちゃうでしょ。で、多分、スタッフはよく分かってるから、そこを考えてる、今回のその旅の日の『バス旅W』セクションで。
1人目がその高木さん。「ちょっと私見てきます」っつって、5km見に行っちゃう(笑)ドキドキしながら間に合うか間に合わないかってドキドキしてんのが嫌なんだろうね。だから、「ちょっと私、5km先行って時刻表を見てきます」っていうね。
でもさ、最後の一人が着かないと関係ないわけじゃん。全員乗れなきゃ意味がないわけだからさ。その5kmは多分、そのドキドキするのが嫌なだけで行ってるから、やっぱどうかしてる人だなぁって思う。
で、その高木さん。3人で行くから、もう一人が土屋アンナさん。土屋アンナさんも、体力的に強靭なの、本当物凄く強いし、アスリート系なの、あの人。で、最後の一人に選ばれたのが、元AKBの柏木由紀さんっていう。良い一般人感じゃん、なんか。凄い良い一般人感じゃん。
だけど、この一般人枠の危ないところは、覚悟の…雛形あきこさんが、どれぐらいの覚悟で来てたか分かんないんだけど、一般人枠の過酷さっていうことを分かってないと、嫌な顔して足引っ張ると、終わりなんだよね、もう。それ好感度の下がり方が半端ないんだよね。
そこをちゃんとマネージャーが引き受けてるかどうか。ウチの子を送り出すにおいて、ここで好感度を落とす危険性、物凄いぞっていうのを言ってるかどうかってのが注目で。俺は、どっちでもいいの。分かんないまま来ちゃうマルシアの感じとかも、凄い好き。全員にバッシングされていく感じとかも凄い好きだし、もちろん素晴らしい対応を見せる人も凄い好きで。
今回ね、この柏木さんが多分、俺パーフェクトだと思うよ、人として。本当に体力的にはそれはね、なかなか敵わないんですよ。で、それこそ土屋アンナとかがめちゃくちゃ飛ばすし。あと、なんつうかな、これも土屋アンナは自分のタレント性みたいなものを凄い理解してるから、「甘やかしてやりたいけど、序盤から甘やかしたら頑張れなくなるから」みたいな感じで、ちょっとSに攻めてくるこの土屋アンナもいいんだけど。
それに対して、体力的には相当キツいし、甘く見てた…自分は覚悟してきたけどそれ以上に凄いってことを理解しながら、なるべく笑顔を絶やさないっていう。俺、全然今まで一度も意識したことなかったけど、次会ったら急に、全然ほとんど会ったこともないくせに、「凄いよ、感動したよ」って言いに行っちゃうぐらい、柏木由紀さん凄かったね。
なんかその初期のAKBメンバーが培ってきたサービス精神とか、ファンの人が見てるかもしれない時の明るい振る舞いみたいなものを多分、全部持ってんだろうなと思って。

