2021年3月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、麒麟・川島明に「山ちゃんの現状こそまさに足軽エンペラー」と天才的な大喜利で斬られたことで落ち込みそうになるも、オードリー・若林正恭との一件があって持ちこたえられたと告白していた。
山里亮太:川島さんにどんな異名をもらえるんだろうって、ドキドキしながら待ってたのよ。で、俺に川島さんがくれたのがね、これがめちゃくちゃ分析が…
俺の心の柔らかいところに凄い入ってきちゃってさ。というのも、山里は今、色んな仕事をやっている、と。でも、どれも「これぞ山里って感じじゃない」と。
器用にどんな企画でもなんとか見れる形にしている、と。「その結果、番宣とかでも、山里が喋っていないシーンを使われないことが多いだろう」みたいな。たしかに、俺はそれ思ってたのよ。
たとえば、『あざとくて何が悪いの?』でも、ゲストの方と田中みな実先生、弘中ちゃんがメインで映ってて、俺は映ってても「え~?」ぐらいなの。俺がいない、みたいな。
『東大王』とかでもね、たしかに山里感はない。っていうのを、ずーっと俺がどっかで薄っすら思ってたけども、強引に蓋を閉めて目を背けていたことに、異世界の川島さんが走り込んできてガバーンって開けて言ったのよ。
麒麟・川島、山里亮太はスタッフの無理難題な要求を器用にこなしてしまうため出世せず番組タイトルに名前の入った冠番組がなく以前のコンビ名「足軽エンペラー」状態だと皮肉
で、「身分は上がってるけど、出世してない」って言われたのね、俺って。「身分上がってるけど出世してない、今こそまさに足軽エンペラーだ」って言われたの。
放送作家・小川浩之:なるほど。
…いや、小川さん、その「なるほど」はよくないのよ。でも唸ったのよ、マジで。「天才だな」って思ったのと同時に、めちゃくちゃ俺の気にしてたことだったからさ、それめちゃくちゃ食らっちゃったの。
でも俺は、前の福神漬け事件でそれよくないって…よかったよ、福神漬け事件を経てたから。若ちゃんのおかげよ。あれがあったから。俺があそこでもしね、斬られて「ああ…」ってなっちゃってたら、終わってたのよ。
でも俺はそこで立ち上がっていこう、と。川島さんに恩返ししなきゃいけないって来てるのに、川島さんの初手で俺が死んでたら、これ何なんだ、と。あのタイプの面白い人ばっかり出るところに呼んでもらえるの嬉しかったし、そこで失敗すると多分これ引っ張っちゃうな、と。