2021年1月15日配信のYouTubeチャンネル『新R25編集部』の動画にて、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、M-1グランプリ2020決勝のつり革ネタで封印していた「オシッコ」のくだりを披露しようと決めたのは、ニューヨークのネタに審査員が「それほど拒否反応がなかったから」と明かしていた。
野田クリスタル:今回、(つり革ネタの)オシッコ問題があったんですよ。「オシッコまずいんじゃないか?」的なことをとある方が言ってて。
村上:うん。
野田クリスタル:それをやめたパターンで、しばらく作ってたんですよ。
村上:うん。
野田クリスタル:新しいボケを追加してて。「おじいちゃんが全く揺れない」っていう。おじいちゃんの足腰がめちゃくちゃ強くて、最後おじいちゃんに掴まってなんとかなるっていう。
村上:ふふ(笑)
野田クリスタル:っていうくだりはあったんですけど、面白いなぁとは思ったんです。ウケてもいたし、なんかね、ノらないっていうか、やりづらかったんです。アホに寄れなかったんです。
村上:うん。
野田クリスタル:俺、ションベン挟むとノるんですよね。「前半の振りが後半に効く」とか、そういうボケをたくさん入れると、漫才としてしっかりするんですけど、自分のテンションとして、コロコロコミックぐらいギャグ入れないと、上がらないんですよ。
村上:うん。「さっきのおじいちゃん!」とか言うの、なんかこっ恥ずかしいんですよ(笑)
野田クリスタル:ちょっとこっ恥ずかしいんですよ。
村上:「他、めっちゃ暴れてるのに、なにそこロジックで」みたいな(笑)
野田クリスタル:でも、オシッコはやりましたね。やろうと思ったのは、ニューヨークがもっとヒドかったっていう(笑)
村上:ふふ(笑)
野田クリスタル:ニューヨーク、ウンコ食うとか言ってて、十分アウトだったのと、なんか審査員の方々もそこまで拒否反応なかった感じがあって。
村上:なんか、バカバカしいのを待ってる、みたいな感じがちょっとしてましたね。
野田クリスタル:何より、あのボケ好きな芸人がいたのたくさんいたんですよ。それが後押しになりましたね。