東野幸治、『デスゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』を賛否両論あると認めつつも「勧めたい」と語る「ドキドキしながら読みましたよ」

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2021年1月13日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第99回にて、お笑い芸人・東野幸治が、『デスゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』を賛否両論あると認めつつも「勧めたい」と語っていた。

東野幸治:結局ね、「ドキュメンタリーていいなぁ」って、なんか思いましたね。正月休みとか、この1月、色々テレビ見たりとかして。

ついでに、もう一個、勧めたいわぁ。これはね、賛否あると思うんですけどね。『デスゾーン』って本。栗城史多さんっていう、登山家がいてるんです。自撮りしながら、登山して。高い山登るんですよ、自撮りしながら。

で、なんか「辛いよ」とか「厳しいよ」とか。辛さとか、喜びとかをね、自撮りしながら表現する登山家で。登山家の中では、認めてない人も実際いたらしいし。ネットでも、なんかたくさんの非難もあるし、賛否両論、応援する人は応援するし、「彼は本当の登山家じゃない」っていう登山家もいらっしゃるし。

で、その方のことを書いた『デスゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』っていう、河野啓さんという方が書いた本、これが2020年、開高健ノンフィクション賞を受賞したんですけど。

いや、これね、面白かった。「面白い」って言ったら失礼やし、この本をまた非難する人もいてると思うんですよ。「いや、死んだ方のことを、あーだこーだ言うのもどうなの?」っていうのも、実際そうやと思うのよ。

「両手の指9本を失いながら、七大陸最高峰単独無酸素登頂を目指した登山家。彼には誰にも言えない秘密があった」っていうところで、いや、ビックリしましたよ。何が一番ビックリしたかって、彼ね、東京NSC7期生やったんですよ。

それもびっくりするでしょ?全然知らなかったんですよ。この登山家は知ってたんですけど。ちょっとだけいたんですって、東京NSC、お笑い芸人を目指してたんですって。

で、この方の…「彼はなぜ凍傷で指を失った後も、エベレストに挑み続けたのか。最後の挑戦に、登れるはずのない最難関のルートを選んだ理由は何だったのか、滑落死は本当に事故だったのか。そして彼は一体何者だったのか」…いやぁ、何かドキドキしながら読みましたよ。

なんでしょうか、寸評の方もね、「この本は不愉快だ」っていう書き込みもありますし、実際そういうところもあるし。難しいところなんですけれども、僕は個人的にはちょっと面白かったのかな。

ぜひよかったら、ちょっと読んで欲しいなぁと思います。

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