2020年11月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、高級住宅街に現れたクワガタやカエルがSNSを介して思わぬ犯罪のきっかけになっているという都市伝説に驚いたと語っていた。
伊集院光:最近聞いた「へぇ」って、嘘だか本当だか分かんないけど「へぇ」っていう話。なんかスタートは、都会の高級住宅街とかに、クワガタとかカエルが増えてますっていう話がスタートだったの。
のどかな話じゃん、ニュースの入り口としては。「え?こんなところにいるんだ、クワガタ」とか。「いるんだ、カエル」っていうのが入り口だったんだけど。なんかそれがね、「家の庭にクワガタいたよ」ってなるじゃんか。
そうすると、幸せリッチ家庭が、そのクワガタを今、SNS時代だから、写メ撮って「いたよ、庭にクワガタ」って。で、SNSに上げる、と。庭にカエルって上げるじゃん。でいて、そうすると、庭の感じとか、撮れたところの周りの感じとか、なんとなく後ろの背景に写るじゃん。
でいて、自分がクワガタとかカエルを離したあたりの検討もついてる。「ああ、この家、ここだ」って。「この人の家はここだ」っていう、アカウントと住んでる場所、住んでる家の特定をしてね。で、しばらく見てると、その人、「明日から海外旅行」ってことも出てくる、と。
そこに泥棒が入るっていう。凄くない?本当なのかどうかは、いわゆる自分が小耳に挟んだって程度だからなんだけど、なんかデジタルとアナログと、色んなもののくっついた、複合型の超気持ち悪いやつだ、みたいなのを思って。
でもさ、なんとなくさ、家の庭で…家の目の前でクワガタいたら、撮っちゃうよね。この間、俺、たしかにカマキリ撮ったし…え?アイツが鎌を広げて狙ってたのは俺なの?(笑)
でも、そう考えると凄いな。こういう奴らのアイデアっていうか。褒めないけど、それは迂闊にいたところで撮っちゃうよね。そうすりゃ、後ろの何かは、写ることはあるよね、絶対ね。まさか、クワガタとかカエルとかが、泥棒の手先になってるって、全然思わない。