2019年7月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、吉本興業にもかつて労働組合があったにも関わらず自然消滅した理由に言及していた。
太田光:今回、ほら。吉本問題で色々、「組合を作らなきゃいけない」みたいな話にもなってるじゃない。
土屋伸之:はい。
太田光:俺らが太田プロ入ったその数日後に、はたけんじから電話かかってきて。「組合入らないか?」って言われたんだよね。
塙宣之:昔の話ですよね。
田中裕二:30年前。
土屋伸之:はたけんじ師匠、太田プロにいて。
太田光:はたけんさんがいて、直に電話かかってきたんだよ、自宅に。どこで調べたんだか。
土屋伸之:うん。
太田光:あの人も、裏社会の人だから。
土屋伸之:裏社会とは関係ないって言ってましたよ、はたけん師匠(笑)
太田光:そんなわけねぇだろ、どう考えても(笑)
土屋伸之:信じてあげてくださいよ、それは(笑)
太田光:で、組合に誘われたんだよ。
土屋伸之:ああ。
太田光:俺ら、怪しすぎるから断ったんだけど。その言い草がさ、太田プロ入って、わずか1ヶ月でだよ。
土屋伸之:はい。
太田光:「事務所なんか信用しちゃいかん」って言われて(笑)
土屋伸之:はっはっはっ(笑)
太田光:これから、夢を持って太田プロに入った新人に、このじいさんよく言うなって思ってさ。
土屋伸之:本当に、そういう組合とかやってたんですね。
太田光:やってた。で、松村君なんか入ってたんだよ。誘われて。
塙宣之:それ、なくなっちゃったんですか?
太田光:だって、はたけんさんが辞めちゃったから。
田中裕二:吉本に入ったんだけどね。
太田光:こうなって、はたけんさんは正しかったって思ったね。
田中裕二:それこそ、吉本にあったんだってね、昔。今回の報道で聞いたけど。
土屋伸之:昔あったんですか?
田中裕二:そう、そう。紳助さんとかが一回作ったらしいんだけど、やっぱ自然になくなって。
太田光:芸人って、そういう運動とかあんまり向いてないんだよな。
田中裕二:そうなんだよ。それやった瞬間に「もうマジじゃん」みたいになって、ちょっと興ざめみたいなのもあるのは分かるけどね。
土屋伸之:そういうのをやると、結局、芸人たちで書類を作ったりしなきゃいけないじゃないですか。そういうのができないんですよね、芸人って。
太田光:シュプレヒコールとか。
田中裕二:そういうのを…
土屋伸之:今、漫才協会の理事やってますけど。書類とか集めなきゃいけないから。
塙宣之:かねきよが(笑)
太田光:一番ダメだろ、アイツ(笑)
太田光:メモとれないじゃん(笑)
土屋伸之:全然、ペンが出てこない(笑)理事会にそれを仕込んでくるから(笑)
田中裕二:それは最高だけどね。そうじゃなきゃダメなんだよね。