2020年10月13日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、番組の事前アンケートやカンペなどをあえて無視することもあるが「有名なディレクターな番組ではカンペ通り喋ってた(笑)」と告白していた。
屋敷裕政:アンケートが今、全く今、手応えなくて。
若林正恭:どういうことよ?書いてよ。
屋敷裕政:俺ら、アンケート期にちょっと入ってて。
若林正恭:アンケート期だよね。
屋敷裕政:シンプルに腹立った話、とかだとしても、アンケートって文字になるじゃないですか。
若林正恭:うん。
屋敷裕政:めちゃくちゃオモンなくなるんですよ、文字になった途端。
嶋佐和也:苦手なんですよね。
屋敷裕政:めちゃくちゃ考えるんですよ。
若林正恭:うん、うん。
嶋佐和也:でも、全然いいのが思い浮かばなくて。
岡田結実:真面目な部分もあるんですね。
若林正恭:だから、トークはこっちの方が強いんだけど、文字にすると面白味が弱いから、弱い方採用されたりするんだよね。
屋敷裕政:あります、めちゃくちゃあります。「レギュラーじゃねぇ奴、試合出てるやん」みたいな。
若林正恭:トークの四番バッターじゃない、7番が選ばれちゃったり。
嶋佐和也:この間も、20個くらいアンケート書いて、採用されたのが3つだけだったんです。
若林正恭:ある、ある。
嶋佐和也:それがまぁ、『ゴッドタン』だったんですけど。
屋敷裕政:はっはっはっ(笑)
嶋佐和也:それは、佐久間さんがどうとかじゃなくて、ひとえに俺のアンケートが全て弱かったんですけど。
若林正恭:でも、偉いじゃん。
屋敷裕政:あと、求めてるテイストに添えてないだけの時もあるじゃないですか。
若林正恭:分かる。
屋敷裕政:ディレクターさんの脳みそはこうやけど、俺は企画名と企画の概要だけ見て、推理せなアカンやないですか、「どうなるか、この企画は」って。
若林正恭:はい、はい。
屋敷裕政:その当てに行く、当て感とかも全然ないというか。
若林正恭:ああ。
屋敷裕政:めちゃくちゃ悩んでます。
若林正恭:はっはっはっ(笑)でも、「これ話して」って決まってて、トーク番組で。
屋敷裕政:はい。
若林正恭:でも、絶対弱いって思った時に、ちょっと無視して喋ってみたりもしてたね。
屋敷裕政:ああ、全然違うことですか?
若林正恭:もう、行くしかないなって。「多分無理だから、今この話」って思って。
屋敷裕政:はい。
若林正恭:それでスベったりもしたけど(笑)
屋敷裕政:ああ。
若林正恭:「でも、そうじゃないとなぁ」って思ってやってたりしたね。
屋敷裕政:ああ。
若林正恭:で、無視してちゃんとウケたらチラッとディレクター見たりして(笑)
屋敷裕政:はっはっはっ(笑)
若林正恭:有名なディレクターな番組ではカンペ通り喋ってたけど(笑)
屋敷裕政:はっはっはっ(笑)
岡田結実:そこ見るんですね(笑)