2020年8月4日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志が、おぎやはぎ・矢作兼が人力舎の険悪だった芸人間の雰囲気を「ガラッと変えた」と語っていた。
飯塚悟志:おぎやはぎが、途中から人力舎入ってきて。
若林正恭:あ、途中から?
飯塚悟志:養成所じゃないんだけどね。
春日俊彰:ああ。
飯塚悟志:バカ爆走って人力舎の事務所のライブがあって、そこのワイルドカードっていう、新人コーナーがあって、そこからおぎやはぎが上がってきたの。
春日俊彰:あ、そうなんですね。
飯塚悟志:で、おぎやはぎの登場で、人力舎がガラッと変わったんですよ。
若林正恭:へぇ。
飯塚悟志:本当に尖ってて、それこそネタ番組見て審査する、みたいな目線の人たちばっかりだったのに、おぎやはぎが「そういうのやめよう」みたいな空気にしてくれたの、なんか。
若林正恭:へぇ。
飯塚悟志:本当にコンビ同士仲良かったし、おぎやはぎって。でも、コンビ同士仲良くない方が面白いみたいな風潮だったから。
若林正恭:はい。
飯塚悟志:だから、概念をガラッと変えたのがおぎやはぎなの。
若林正恭:凄いですね。
飯塚悟志:うん。
若林正恭:また、概念変わったメンバーが凄い猛者たちじゃないですか。アンタッチャブルさんとか、尖ってたって聞くじゃないですか。
飯塚悟志:そう、そう。
若林正恭:それを「楽しくやろうよ」って、二人が登場しただけで変えるって。
飯塚悟志:いや、本当にそう。
若林正恭:とんでもない「陽」ですよね。
飯塚悟志:そうだね。
若林正恭:お互い、ライバル心があったのが、仲良くなった、みたいな感じですか?
飯塚悟志:仲良くなってったし、相方同士でなんか分かれて企画やったりとかして、「こっちの方が面白い」って空気だったのが、「一緒にやれよ、コンビなんだから。売れてもねぇのに、何やってんだよ」みたいな感じだったの。
若林正恭:うわぁ。
春日俊彰:凄いなぁ。
飯塚悟志:で、あと人力舎って小さい事務所だったから、なんか事務所のせいにする空気だったけど、「事務所のせいにしてどうすんだよ」みたいな感じだったの、矢作さんが。
若林正恭:へぇ。カッコイイ。
飯塚悟志:凄いんだよ、あの人。
若林正恭:東京のライブシーンの物語ができるとしたら、一番人気出るキャラクターですよね。
飯塚悟志:いや、本当にそう。