2020年7月19日放送のTOKYO FM系列のラジオ番組『木村拓哉 Flow』(毎週日 11:30 – 11:55)にて、木村拓哉が、「何を演じてもキムタク」という批判に落ち込んだ時、爆笑問題・太田光の言葉に励まされたと明かしていた。
木村拓哉:SNSで、みんなが好き放題言えるじゃないですか。
太田光:ああ、なるほどね。
木村拓哉:だから、現場で僕を怒る人はそんなにいないかもしれないけど。
太田光:うん、うん。
木村拓哉:世の中が凄い怒ってくれますね。
太田光:それはでもしょうがないよな。でも、今、ラジオの前の人は、恐らく一般の人でも、そうやってSNSやっててそういうことで傷つく人もいっぱいいると思うから。
木村拓哉:そうだよね。
太田光:そうすると、天下の木村拓哉でも、「あ、結構気にするんだ?」みたいなことは、勇気づけられると思うよ。
木村拓哉:いや、気にするでしょ。気にならない奴、いないと思うよ。
太田光:いないよな。でも、木村拓哉まで行ったらだよ、そんなの眼中にないって感じじゃん。
木村拓哉:…たしかにでも、届くもん。
太田光:届いちゃうんだよな。それは言葉が刺さるな。
木村拓哉:それが、SNSの一番ガードがかからない部分じゃん。だから、押してしまえばそこ開いちゃうし。で、ブロックするって機能はついてるけど、それは個人に対してのブロックだから。
太田光:うん。
木村拓哉:だから、届くからね。届いた場合は、「えー、あー、はい…そうですかっ…」って感じで(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)
木村拓哉:読み終わるよ(笑)
太田光:それはでも、たっくんが「こういうの気にしてんのかな?」って思う時もあったりして、メールでも送ったりしたけど。
木村拓哉:うん。
太田光:たとえば「何をやっても木村拓哉ですね」って言葉を、結構気にするじゃん。
木村拓哉:気にして、本当にメールしたんだもん。
太田光:はっはっはっ(笑)でも…
木村拓哉:「ドラマ、来週も見るからな、頑張れよ」ってことに対して、すげぇ上がってたの、そっち系のニュースが。
太田光:うん。
木村拓哉:「でもさ、俺、こうやって言われてるよ。そんな奴のドラマ、見ても面白いの?」みたいなことを送ったら…
太田光:はっはっはっ(笑)
木村拓哉:「お前な、考え直せ」みたいな感じでまた送ってくれて(笑)
太田光:本当にそうだよ。本当にそう思うよ。そんなこと言われる役者なんていないんだから、他に。
木村拓哉:まぁ、分からないですけど。
太田光:それがスターの宿命じゃない。それでも…木村拓哉の芝居、それぞれ違いますよ、俺から見たら。全然違いますよ。
木村拓哉:ふふ(笑)
太田光:だって、役をやってる。『教場』と『グランメゾン』、全然工夫もしてるし、そんなの気にするレベルじゃないよっていうのは…本当に言いたいね、心から。
木村拓哉:それは、そういうふうに言ってくれる、ピーの存在を僕は知ってるので。
太田光:ふふ(笑)
木村拓哉:それはね、だから本当にね。あのメールで書いてくれたことは、凄い「よしっ」っていう、勝手なプロテクターにサポーターとして装着して現場に行ったの覚えてますね。
太田光:ああ、嬉しい。