久米宏、『ラジオなんですけど』最終回での締めくくりの言葉は「またチャンスがあったら、いつかその内、ぜひ」

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2020年6月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『久米宏ラジオなんですけど』(毎週土 13:00-14:55)にて、フリーキャスターの久米宏が、同番組の最終回で「またチャンスがあったら、いつかその内、ぜひ」という言葉で締めくくっていた。

久米宏:僕、さっき伊集院さんとの話でも出ましたが、伊集院さん生まれたのが67年で、僕がTBS入社した年と同じなんですよ。

で、僕、頭の3年間は仕事してなかったんで、実質的には1970年から仕事を始めて。その年から永さんの『土曜ワイド』に拾ってもらって、コードさばきっていうんですかね(笑)

堀井美香:ふふ(笑)

久米宏:コードを整理したり、巻いたりね、中継先で。色々、スタジオで物を届けたり、お弁当運んだり、そういう仕事から始めて、少しずつ喋れるようになってって、実質的には70年が仕事のスタートだったんですが。まぁ、ピッタリ50年なんです、僕。

堀井美香:へぇ。

久米宏:さっきの名古屋の方のちょうど倍で。1970年から仕事を始めて、2020年でちょうど50年。これはねねぇ、なんて言うんですか、半世紀ですから。まぁ十分やったって言えば、十分やったんで。

堀井美香:はい。

久米宏:最近ね、久米ネットで話したことと、ここで話したことが混同してるんですけど。ここで話したんでしたっけ?就活している大学生が、勉強のためにラジオを聴き始めたっていう話。

堀井美香:それ、木曜日のラジオで聴いたんじゃないかしら、伊集院さんのところで。

久米宏:ああ、そこだ。もうどこで話したか分からない(笑)それでね、最近の若い人って、世間の動きを知るために、ラジオを聴いてるんだって思って。そう言えばさっきのニュースでね、日本医師会の会長代わったの聴いてました?聴いてないでしょうね。

堀井美香:ふふ(笑)はい。

久米宏:あれね、ビッグニュースなんですよ。選挙やるかどうかもビッグニュースで、たしか中川って人がね、今まで副会長だったんですけど、会長に当選したんですけど、あれはかなり大きなニュースであるなんてことを、裏を知ってる人は、ラジオを聴いてたら勉強になるんだなぁって思って。

よく考えてみたら、僕ね、小学校、中学校、高校って、学校行ってましたよ。でも特に小学校、中学校って、ほとんどの時間はラジオとテレビの前ですね。学校に行ってた時間よりも多分長いです。

学校から帰ってきたら、まず小学校の時は、ラジオの前に座ってスイッチ入れて。中学校の時も帰ってきたらラジオで、夜になったらテレビ。遥かに学校の教室よりも、ラジオとテレビの前で過ごす時間の方が長くて。

そう言われてみれば、僕も勉強したのはラジオとテレビだなぁって。

堀井美香:うん。

久米宏:テレビなんか、アメリカの映画ぐらいしか見てないんですけど、あれ多分、全部勉強になったんだと思いますね。だから、就活生がラジオ聴いてて勉強になってるっていうのは、「そんなバカな」って一瞬思ったんですけど、よく考えたら、伊集院さんの話なんか聴いてたら勉強になるもんね、やっぱり。そういう考え方もあるのかって勉強になります。

ただ、僕はクセがある人間なんでね、今までいっぱい番組をやってきましたけど、スタッフは苦労したと思いますね。

堀井美香:そんなことないですよ。

久米宏:このラジオのスタッフね、実は大勢いるんですけど。

堀井美香:はい。みんな大好きですよ。

久米宏:相当ね、くたびれたと思いますよ。聴く方もクセがある人だったんでね、気に食わないことも多いし、お疲れだったと思います。でも、これでお別れってわけではありませんからね。またチャンスがあったら、いつかその内、ぜひ。

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