神田伯山、立川談志の自宅へ深夜「骨壷を抱いた女性」が訪れて落語『鼠穴』を聴かせて欲しいと乞われた際に談志が放った一言に驚く「いくら払うんだ?」

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2020年6月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、立川談志の自宅へ深夜「骨壷を抱いた女性」が訪れて落語『鼠穴』を聴かせて欲しいと乞われた際に談志が放った一言に驚いていた。

神田伯山:深夜、女性が訪ねてきたんだよね、談志師匠のところ。で、なんか分かんないけど談志師匠が出て、女がぼーっと立ってんだって。

で、結構デカめのものを持って、「あの…」って来たんでしょ。超怖いじゃん(笑)で、よーく見ると、骨壷なんだよ、それが。で、談志師匠、「うわぁ…」ってなるんだけど、そこはやっぱり天下の談志だから、「何しに来たんだ?」ってなるじゃん。

「あの…師匠の『鼠穴』を聴かせていただきたく」って。古典落語の談志師匠の得意の『鼠穴』をっつって。

「実は母が、生前大変に談志師匠を好きで、この母に聴かせたいんです」みたいなことを言ったんでしょ。そしたら、談志師匠が言ったセリフが、「いくら払うんだ?」っていう(笑)

死んでんだよ(笑)死んでんのよ、骨壷で(笑)これは色んな説があるの。尾ひれはひれついちゃってるから、違うって奴もいると思うけど(笑)

で、「100万払います」って言うんだよね。で、「いい了見だ」って言って、談志師匠がその場で骨壷を開けて、1対1でその骨に『鼠穴』を聴かせたっていう説と、志らく師匠とかだと、「お前、それ聴いた後、死のうと思ってるのか?」っていう風に言って、そうすると、ファーってどこかへ消えてったって、これ完全に幽霊の話だよね(笑)

色んなパターンがあるけど、兎にも角にも、カネくれりゃあいいやって思って、俺も。俺も、いつでも骨壷にね、中村仲蔵やる気概はあるよ、100万で(笑)その骨に聴かせるっていうか(笑)オンライン釈場の赤字が凄いから(笑)俺、火の車なんだよ、マジで。

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