2020年5月13日放送の日本テレビ系の番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、リサイクルショップでなかなか売れない「ベッド」を、次々に売れるようにさせた「店員がポップに書いた一言」に感心したと語っていた。
千原ジュニア:リサイクルショップで、ベッドがもう断然売れへんねんって。
ケンドーコバヤシ:ベッド、たしかにリサイクルショップで「買おうか」って思ったことないですね。
千原ジュニア:やろ?で、もうリサイクルショップによっては、もう場所だけとるだけで売れ残るから。
ケンドーコバヤシ:デカいし。
千原ジュニア:「何でも買い取りますけど、ベッドだけはお断りです」っていうリサイクルショップもあるぐらい、リサイクルショップを困らすのがベッドなんやって。
ケンドーコバヤシ:ベッド、たしかに。
千原ジュニア:このまぁ売れないベッド、ある店員さんのポップ1枚で、無茶苦茶売れるようになってんって。
ケンドーコバヤシ:おお、それは凄い、平賀源内や。
千原ジュニア:「ここになんて書いたでしょう?」っていう。
ケンドーコバヤシ:「綾瀬はるかさんが使ってたものです」?
千原ジュニア:ウソはアカンやん。
ケンドーコバヤシ:そうか。それやったら並びますもんね。
千原ジュニア:ウソじゃなく。
ケンドーコバヤシ:「女子大生が使ってたものです」?
千原ジュニア:でも、それいいと思うのは男性だけで。女性は「だから何なの?」ってことやん。
ケンドーコバヤシ:ああ…なんやろ。想像もつかへんなぁ。
千原ジュニア:でも、そういうことやわ。まず売れないのは、誰がここで、言うたら裸で…みたいなこともあるやろうから。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:誰が寝てたか分からん、その胡散臭さというか、そこをどう払拭さすかっていう。
ケンドーコバヤシ:「物置に使われてたベッドです」?
千原ジュニア:ああ、人は寝てません…でも、そやから「よっしゃ、ほんなら買おう」とはならんな。
ケンドーコバヤシ:ならないですね。
千原ジュニア:そこに書いてた一言が、「どんな高級ホテルも、ベッドは中古です」と。
ケンドーコバヤシ:おお。
千原ジュニア:新品ではありません、と。
ケンドーコバヤシ:平均化させたわけですね。
千原ジュニア:「ああ、ホンマやわ。買おう、買おう」って無茶苦茶売れたんやって。
ケンドーコバヤシ:ああ、なるほど。
千原ジュニア:それはそうや、高級ホテル、何十万って言うて飛び込んでるベッド、色んな人、それこそ国も違えば、男女も違う。
ケンドーコバヤシ:初日だけですもんね、新品は。上手い。
千原ジュニア:なぁ、気持ちエエわ。
ケンドーコバヤシ:賢い、発明家の才能ありますね。