2020年4月28日放送の放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、新型コロナウイルス感染拡大で「感染症への危機感が強い人」「経済的な影響への危機感が強い人」がいがみ合う状況に「本当はそこが協力すべき」と指摘していた。
太田光:コロナってさ、人によって本当に、恐怖心が統一できないんですよ。
田中裕二:これ、本当そうなんだよ。
太田光:だから厄介なんですよ。
田中裕二:もちろんね、それは一番リスクのある人の気持ちに寄り添うのが正しいんだろうけどね。
太田光:でも、たとえばね、こういう人がいるんだよ。コロナっていう伝染病への危機感が一番強い人。
田中裕二:うん。
太田光:これによって命を守らなきゃいけない、それはもちろんその通りなんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:一方で、経済活動が止まった時に、今度は経済的危機によって色んな人が倒産しちゃう。それで、首くくっちゃう人がいっぱい出てくる。こっちの危機感が強い人。
田中裕二:うん。
太田光:この二者が、コロナの伝染に対する危機感が強い人は、経済的危機感が強い人を、「コロナに対して楽観的だ」って思っちゃう。逆に、経済的危機感が強い人は、コロナに対する危機感が強い人を、「経済に対して楽観的だ」と思っちゃう。
田中裕二:うん、うん。
太田光:実は、どっちも楽観はしてないんだよ。どっちも同じように命を守ろうとしてるのに。だから、同じ思いなのに、そこが争っちゃうのが、一番俺はもったいないと思う。
田中裕二:そうだね
太田光:本当は、そこが協力して…
田中裕二:どっかで折り合いをつけなきゃいけないっていうね。
太田光:折り合いとかって言うから、また誤解されるんだろ!
田中裕二:「冷静に」って、今言ったのに(笑)
太田光:お前とだけは争う。
田中裕二:「争うな」「分断をするな」って言ってたのに(笑)
太田光:ふふ(笑)