赤江珠緒、夫が新型コロナウイルスに感染して考えた「自分や家族が感染した時に備えるべき6つのポイント」

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2020年4月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、同番組へメッセージを送り、夫が新型コロナウイルスに感染して考えた「自分や家族が感染した時に備えるべき6つのポイント」について触れられていた。

赤江珠緒:もちろん、罹らないことがベストですが、その一番の目標の下に、「罹った場合、なるべく体力的にも精神的にも軽めに治す」という、二番目の目標を掲げる時期のように感じています。

そのために、「ウチの場合はこうです」ということ、その中でお役に立てることが少しでもあればと思い、以下感じたことをまとめました。

この病気は、症状にかなり個人差もありますし、それぞれの家族構成・生活状況・お住まいの地域・体質などによって問題点はそれぞれ変わってくると思います。参考にならないこともあるでしょうが、全ての経験者が「自分はこうだった」と、正々堂々と発信して、この病の輪郭がもっと確かなものになればいいなぁと願っています。

ですので、あくまでその一例として、我が家の今日までの状況で気づいたことをお伝えします。

我が家は夫40代、私40代、娘2歳の3人家族です。夫がPCR検査を受けてから、結果は3日後に分かりました。その前に肺のレントゲンで肺炎の所見がありましたので、恐らく陽性とみて自宅で待機。家族で社会生活を止めることにしました。

このように、家族一人が罹っても、全員家を出られないケースが、誰の身にも突然やってくるかもしれません。

事前にできる準備としては、

1) 二週間分の隔離生活の用意を、スーツケースなどにある程度まとめておく。発熱してからだと慌てます。その中で意外と忘れがちな入院グッズは、サンダル・シャンプー・リンス・洗顔料・ドライヤー・冷却できるものなどもあればオススメ、とのことです。夫は上記のものを全て忘れていたので、Amazonで取り寄せたそうです。

2) もっと事前にできることとしては、家を少しでも片付けて、できるだけスペースを作っておくこともオススメします。自宅での対応には限界がありますが、家庭内の導線が分かりやすくなりますし、消毒していく箇所も、多少片付いているとやりやすいです。あと何より、体調に異変がない家族の運動スペースにもなるかと思います。

3) 玄関前に食品など、必要なものを届けてくれる存在の確認。ネットを駆使して、出前できるお店のチェックをしたり、友人・近所付き合いの声かけも必要かと思います。私も実際、全く出られないので、マネージャーや友人にドアノブの前に置いていってもらう、ありがたい笠地蔵方式をとっています。

4) 他の怪我や病気になっても、簡単に出られないので、置き薬。もうされているかもしれませんが、持病のある方は処方箋を事前に発行してもらって、他の人に頼める状態にするのも必要だなぁ、と思いました。それでも万が一の怪我の時の専用救急車なども拡充されているのだろうか、なんてことを考えました。

5) そして我が家の場合は、親が共倒れになった場合の子供の面倒は誰が見るのか、という問題があります。ともに陽性だった場合、母子ともに同室で、40度近い熱の上がり下がりの中で、オムツを替えたり、具合が悪くなく遊び回りたい、まだ病気のことなど理解できない子供と、同室で果たして療養できるのだろうか。これに関しては情報もなく、まだ解決策も思いついていません。夫と私の発症のピークが、せめてズレることを願うばかりです。

6) そして病と闘う上でもう一点気になっているのは、PCR検査で陰性、回復の状況がしっかり確認されれば、今度はその人が社会に戻って、社会を回していけるというような世間の理解がどの程度あるのだろうかという点です。ウイルスを警戒して、きちんと恐れて、感染者を増やさないことと同時に、このウイルスと、ある程度共存していく社会の理性が育まれなければ、この病との闘いは、ますます厳しくなってしまう気がしてなりません。コロナを忌み嫌うあまり、この病の本来の致死力以上の怖さを、この病に与えてしまってはいけないのでは、そんなことを考えました。

長々と綴ってしまいました。これが今、4月15日深夜時点での、私なりに感じたり、考えたことです。私の体調は、と言いますと、連日の激変の生活に多少疲れはあって、残念ながら万全とは言えませんが、今のところ子供を寝かしつけてから、この手紙を書くぐらいの余力はあります。これ以降は、保健所の方と相談しながら進めて参ります。

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