2020年4月11日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、TBS系の番組『史上空前!! 笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ2020』で、野性爆弾くっきーとのネタ作りは「ガラス割って、手ぇ突っ込んで鍵開けたいねんな」の第一声から始まったと明かしていた。
若林正恭：結構、くっきーさんとのネタ作りで、「ああ、くっきーさんのコントって、こうやって作るんだ」と思ったんだけど。
春日俊彰：うん。
若林正恭：俺、ビックリしたけど。サトミッちゃんとか、他の人とかとコントやったことあるけど。
春日俊彰：うん、うん。
若林正恭：第一声で、「ガラス割って、手ぇ突っ込んで鍵開けたいねんな」から始まったからね(笑)
春日俊彰：ああ、ネタ作りが？
若林正恭：ネタ作り(笑)
春日俊彰：何なの？それ。
若林正恭：第一声がそうだったから。「ガラス割って、内側から鍵開けたいねんな」から。
春日俊彰：ああ、それはおっしゃってたなぁ。打ち上げの時に、くっきーさんと近かったの、目の前とかで。
若林正恭：うん。
春日俊彰：誰かが「あれ、どうやって作ったんですか？」みたいな、言ってたわ。
若林正恭：はっはっはっ(笑)
春日俊彰：「ガラス割りたかってん」って。
若林正恭：はっはっはっ(笑)
春日俊彰：それか(笑)そこからで(笑)
若林正恭：「ガラス割って、鍵開けたいねんな」って言って、手つきこうやって。
春日俊彰：ふふ(笑)
若林正恭：「ガラス割って、内側から鍵開けたいねん」って。そしたら、俺が「ああ…」って、「じゃあ、僕が中にいる状態で、くっきーさんが割って入ってくるか、二人で一緒に入ってくかのどっちかになりますね」って言ったら、「めっちゃエエやん！」って言ってた(笑)
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：よく分かんない、「めっちゃエエやん」が(笑)
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：面白いとか、「ウケるかな？」とかって言葉は一切ない。「めっちゃエエやん、めっちゃカッコエエやん」って。
春日俊彰：その反応だったらさ、ガラス割って手を入れるところまでしかなかったってこと？
若林正恭：そう、そう。
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：そうなのよ。
春日俊彰：それ凄いね、その一点だけなんだ。
若林正恭：そういうのも、体感したかったから。その時だけでもめっちゃ楽しいし、ワクワクしてたんだけど。
春日俊彰：うん。
若林正恭：「なるほどな、エエやん！」みたいな(笑)
春日俊彰：うん(笑)
若林正恭：で、あのネタ、これ本当ビックリだと思うんだけど俺、最初、宇宙人役だったからね。
春日俊彰：ベッドにいる？(笑)
若林正恭：最後、俺が起き上がってきて、何もセリフなくて、最後起き上がってきて、終わりだったの、最初(笑)
春日俊彰：凄いね(笑)
若林正恭：で、それでもよかったの、俺は。
春日俊彰：なるほど。
若林正恭：くっきーさんの世界に入りたかったから。
春日俊彰：それで、なんでああいう形になったわけ？
若林正恭：「俺のくっきーさん二人で入るパターンだとどうなるんだろうな？」みたいな話になった時、俺とくっきーさん、俺の方が後輩で年下なんだけど、「こっちだよって言ってる感じっすよね」って話を、「めっちゃエエやん」って。
春日俊彰：それも？
若林正恭：で、「妹やな。で、お兄ちゃんやな」って。で、「お兄ちゃん」って呼ばれたりして(笑)
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：「じゃあ、中学生とか高校生ですかね」って言ったら、「小学生やな」って(笑)「小学生っすか？」みたいな(笑)
春日俊彰：ああ(笑)
若林正恭：で、布団の中が光って、「掛け布団の中が光って、フワーッて浮いてくのが見たいねん」って言ってた(笑)
春日俊彰：それをくっきーさんの希望を、若林さんが叶えてあげたみたいなこと？整理して(笑)
若林正恭：本当、お笑いのネタ作ってるっていうよりはなんか、映画撮る話をしてるみたいな感じだったんだよ。
春日俊彰：ああ。
若林正恭：映画撮るっていうか、「こういう話があったら」みたいな話をしている感じよ(笑)
春日俊彰：なるほどね(笑)
若林正恭：壮大だったよ。「宇宙を制覇する石が金庫の中に入ってて」とか。
春日俊彰：うん。
若林正恭：で、「若林君って、特殊能力を持ってそうやなぁ」みたいな。
春日俊彰：ほう。
若林正恭：「あんまり裕福じゃない、豪邸じゃない家に泥棒として入る場合、入る理由がなきゃいけないっすよねぇ」みたいな。「めっちゃエエやん」って。
春日俊彰：何がいいんだよ(笑)やりたいこととかはあって(笑)
若林正恭：布団が浮いてくるタイミングで、宇宙人が起き上がってくるこの布団と浮き上がってくる動きを、凄いこだわってた(笑)
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：布団が上がりきって止まってから、宇宙人が上がってくるのは凄いなんか違う感じ。「上がりながら、宇宙人が上がってくる」って。
春日俊彰：なるへそ。
若林正恭：宇宙人の油圧の起き上がってくる速度が、技術さんから送られてきた時に、「どのぐらいの速度がいいですか？」とかって話を真剣にタブレットの動画見ながら、「もうちょい早い方がいいですかね」とか。
春日俊彰：ふふ(笑)
若林正恭：宇宙人が起き上がってくる速度の話をずっとしてて(笑)
春日俊彰：凄いなぁ(笑)
若林正恭：で、最後、宇宙人が立ち上がって終わるじゃん。それが、凄いスピードで起き上がってくるか、ゆっくり起き上がってくるかって話をしてた時に、「舞台の色んなところから、5体の宇宙人が一斉にバーンッて立ち上がらへんかなぁ」って言ってて。
春日俊彰：うん。
若林正恭：「じゃあ、お客さんの一番後ろからも、1体だけ立ち上がってるってどうですかね？」って言ったら、「めっちゃカッコエエやん」って言ってた(笑)
春日俊彰：カッコイイってなんだ(笑)「面白い」っていうのは一回も出てきてないじゃん。
若林正恭：はっはっはっ(笑)
春日俊彰：「めっちゃエエ」か「めっちゃカッコエエ」しか言ってない(笑)
若林正恭：ネタ終わりにもおっしゃってたから。「めっちゃカッコ良かったなぁ」って。
春日俊彰：カッコイイ(笑)面白いじゃないんだ(笑)
若林正恭：「若林君、めっちゃカッコ良かったな」って。
春日俊彰：はっはっはっ(笑)
若林正恭：で、怒ったくっきーさんで、物がいっぱい浮いてくるっていう時に、時計の針がぐるぐる回らないか、凄いこだわってた(笑)
春日俊彰：へぇ。
若林正恭：あれ、後ろで大道具さんがみんなで揺らしてんのよ、手で。だから、7人コントとかなんだよね(笑)
春日俊彰：ふふ(笑)
