2020年3月31日放送の放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、「志村けんの死は、若者に危機感を持たせた」という言葉に対して、「『若者たちが動き回ったから』ということに結びつけたら、それは酷だわ」と批判を行っていた。
太田光:たしかに悲しい出来事だし、みんな凄い悲しいのは分かるけども。
田中裕二:うん。
太田光:なんて言うのかな、ちょっとずつ折り込んでいく…心の中にね、ちょっとずつ、ちょっとずつ時間をかけないと、そんなハッキリした答えなんか出ませんから。
田中裕二:まぁまぁね。
太田光:だって「遺族」なんですから、みんな。
田中裕二:うん。
太田光:だからそれはもう…蓮舫のね、言うことも分かる。「言葉が大切だ」って。
今。
言葉はとても大切です。知事、あまりにもです。
心がなさすぎます。小池都知事、志村けんさんの死去を「最後の功績」。ネット上で批判の声 #SmartNews https://t.co/dYcuBDr5ao
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) March 30, 2020
田中裕二:うん。
太田光:それもまた批判されたりしてるみたいだけど。
田中裕二:うん、うん。
太田光:その気持ちも俺、分かるんだよ。…それはやっぱり、思い入れもあるし、言いたくなっちゃう気持ち、そっちも分かるじゃない。
田中裕二:それはもちろん分かりますよ。
太田光:だって普段だったらこんなこと言わないよ。
田中裕二:うん。
太田光:蓮舫なんかに対して、普段だったらそんなことは言わないけども、だけどまぁ、今は言い争いじゃないよな。
田中裕二:うん。
太田光:で、蓮舫ちゃんには珍しく、「言葉が大事」っていうのは、まさにそのことで。
田中裕二:うん。
太田光:今、志村さんに関してコメントする時に、「これで若者たちにようやく危機感を持たせた」って言うのは、もちろん善意で言ってるっていうのも、もちろん分かる。「だけど、今ちょっとキツイよ、その言葉は」って思うんだよな、俺は。
田中裕二:うん。
太田光:若者たちに寄りすぎてない?ちょっと。だって、「若者たちが動き回ったから」っていうところに結びつけちゃったら、それは酷だわ。
田中裕二:うん、酷だね。
太田光:酷だよ。だって、若い奴らだって、散々ここ何週か言われて、「どうしたらいいの?」って。
田中裕二:うん。
太田光:それは、そういう言葉も、特にマスコミとか…もちろん、警告を発するのは大事なんだけど、追い詰めちゃう時もあるし。
田中裕二:うん。