伊集院光、アップルのアニメに描かれたMacBookのシーンを集めたCMに「アップルからの問い合わせに、クレームかとアニメ制作側は身構えたのでは」と指摘

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2020年3月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、アップルのアニメに描かれたMacBookのシーンを集めたCMに「アップルからの問い合わせに、クレームかとアニメ制作側は身構えたのでは」と指摘していた。

伊集院光:最近のアップルコンピューターのCMでさ、アニメのシーンに出て
くる、マックらしきコンピューターみたいなの、次々と出していく。

で、「色んなところで、色んなキャラクターが実はマック使ってるんですよ」みたいなCM、ちょっと評判いいんだよね。

で、見たんだけど、それこそモロに、PowerBookを…今、MacBookか。MacBookを使ってるキャラクターと、まがい物っていうかさ、ちょっと濁した、リンゴのマークついている銀色のノートパソコンなんだけど、りんごのかじってる箇所が二個だったりとか、あそこがリンゴっぽくてリンゴじゃなかったりとかするやつとかも入ってるじゃん。

で、俺はあんまアニメ詳しくないけど、『ケロロ軍曹』かな。あと、『おそ松くん』もあったと思う。ハタ坊みたいなのが使ってるっていうシーンがあって。

で、あとは『嗚呼!!花の応援団』と、『ヒゲとボイン』ね(笑)あと『君の名は』と、『アサッテ君』、『キップくん』ね(笑)その辺のキャラクターが、みんなMacっぽいコンピューターを使ってるってやつが、バーッとたくさん出てくるんだけどさ。

あれって多分、アップルコンピューター側が「これ行こう」ってするじゃん。「こういうのいっぱいあるからやろう」と思うじゃんか。でいて、一個一個のプロダクションとか、アニメの製作委員会みたいところに、電話かけるわけじゃん。

「もしもし、アップルコンピューターのものですけど、ちょっと権利関係でお尋ねしたいんですけど」って言った時に、「な、な、な、な、な、何がですか?」「お宅のおそ松くんの中で、我が社のコンピューターが…」「違います、あれは。ウチは全然違うやつで、架空のコンピューターなんで、お宅のものとは全く関係ないものですけど、ガチャッ」って絶対あったよな(笑)

絶対あったと思わない?(笑)アメリカの企業が、なんか分かんねぇけど、「お宅のアニメにアップルコンピューター出てきますよね?」みたいな。で、しかも権利関係の話をする部署の人が…アップル側からすると、「おそ松くんの権利関係を貸して欲しい」って契約をしに行ってるんだと思うんだけど(笑)

絶対向こうは、「ブルブルブル…シャレが通じねぇ!」って(笑)「アメリカの企業、シャレが通じねぇ!」ってなるから(笑)

「ケロロ軍曹の中にですね、MacBookらしきコンピューター…」「出してませんけども。たしかに、銀色のコンピューターは出ましたけれども、かじりかけのリンゴは描いていませんので。あれが何で、Macってことになるんですか?」みたいな(笑)

で、何度もかけなおしても、「すみません、不在です。権利関係の担当の者は不在です」って、俺、何度も言われてると思うんだよね。

結果すげぇ評判いいの(笑)絶対思うでしょ、そんなの。「訴えられるっ!」って(笑)

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