伊集院光、自分が好き好んでやっていることを「そんなの大変だろう」と否定する人たちに思うこと「それを他の人の常識で…」

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2026年6月2日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑い芸人・伊集院光が、自分が好き好んでやっていることを「そんなの大変だろう」と否定する人たちに思うことについて語っていた。

若林正恭:何を格好良いと思ってらっしゃるのかなっていうのが、凄い聞いてみたいっていう。

伊集院光:それこそちょっと俺、春日くんの影響もあって、「BSで番組をやりたい」と思って。今、なんかこう、マニアの人が…マニアが昂じて自分で博物館を作っている人のところに毎週行くっていう。

若林正恭:へぇ。

伊集院光:それこそ、春日君が「テレビが好きだ」に近いような。凄い「好きだ」だけで生きている人。

若林正恭:ああ。

伊集院光:やっぱやべぇ。なんか1個、秩父で自分で作った博物館をやってる、模型を作るのが好きなおじさん。

若林正恭:はい。

伊集院光:で、お家の凄い精巧な模型を、プラモデルとかじゃなく、1から作るのが好きなんで。

若林正恭:へぇ。

伊集院光:で、なんかその例えば京都の古民家みたいなところを、「これを作りたい」って。作るには細かく作りたいから、「中が見たい」と。でも、「中を見せてください」って言いに行ったら、「なんで?」って言われる。で、「模型が作りたいんです」「嫌です」って言われるっていう(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)

伊集院光:で、この人3年頼み込んで、毎日行って「お願いします」って言って、周りの人は「どうやら変わった人だけど、悪い人ではない」って認めてもらって、中を見せてもらって。

若林正恭:うん。

伊集院光:「この石垣を作りたい」ってなると、石垣を作る職人さんのところに行って、「どう作るんですか?」って聞いてから、1/20だから、細かい石で作るの。

若林正恭:うん。

伊集院光:で、「これどれくらいかかっているんですか?その最初に作りたいと思ってから」って聞いたら、「これはね、20年」って。

春日俊彰:はっはっはっ(笑)

伊集院光:「20年なんだよ」って。「籠もりっきりで作っていて。で、まあ途中20年も経つとね、模型はなかなかできないのに、お母さんが年とって途中で亡くなっちゃったり」って。「何?そのトーン」って思うんだけど(笑)

若林正恭:ふふ(笑)

伊集院光:でも、その人はもう模型を作っていただけなの。で、異様なぐらいきちんとしてる。で、奥様がいて、奥様はもうその人が模型を作っていることが大好きで。

若林正恭:ああ。

伊集院光:「奥様は何してるんですか?」って言ったら、「この人は模型を作っていると早く完成させたいから、1日18時間でも何でも作っちゃう」と。だから、この人どうやら死んじゃうなと思った時に、一度ストップをかける仕事なんですって、この奥さん。

若林正恭:へぇ。

伊集院光:模型作るの好きだって人が、ずっと模型作ってるみたいな。何が好きなのかわかんなくなんない?なんか、どんどん。

若林正恭:わかんなくなりますね。

伊集院光:まさかの目の前に、「テレビが好き」っていう人がいるから、あれだけど。ラジオのメールをパソコンに入れてそれを選ぶのはどこでも大丈夫っていうので、本気で俺全部読むんです、全部。

若林正恭:そうですよね?全部読むって言いますよね、伊集院さん。

伊集院光:普通に、深夜バスに乗って移動したりしてるから。で、その間こうやって選んでられるしね。

若林正恭:深夜バスの中で(笑)本当に純粋に好きな人って、こっちから見たら苦行ぐらいに見えることをやってるじゃないですか。でも、見てて気持ちいいですよね。

伊集院光:気持ちいい。だから俺、そういう人たちに色々、感化されながら、今ラジオのメールを選ぶっていう作業に関しては、なんか理屈で「こんなの大変なはず」っていう説得を自分でしちゃうんだけど、「そんなことはない」と思うようにしてる。

若林正恭:ああ。

伊集院光:もう「好きでやってる」っていう。「放っといてくれ」っていう。「本当に好きでやってるから」って言って。

若林正恭:はい、はい。

伊集院光:だから大変なのは、じゃあラジオ局に行って、1人でメールを選んでても、そこをケアしてくれるADさんとかは労力が凄く上がっちゃうから「きつい」ってことになる時に、俺はもうずっと選んでるから、「俺は好きでやってるから何の気を使わないでくれ」っていう。俺はもう満面笑顔でずっと選んでるからって(笑)

若林正恭:そっか、自分では嫌なことじゃないんですよね。

伊集院光:ない。で、それを他の人の常識で「なんで嫌な方に洗脳するんだよ」ってあるから。やっぱ格好良いと思う人は、その「好き」が純粋で純度異様に高くて、俺らからしてみたら「そんなの大変だろう」「え、なんで?なんで?」っていう人が一番格好良い。

若林正恭:いやぁ、なるほど。

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