2020年1月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、ライブ『さよならたりないふたり』で南海キャンディーズの山里亮太が吐露した蒼井優との結婚での葛藤に「あまりにも結婚=超幸せなこととされてる」と指摘していた。
若林正恭:(『さよならたりないふたり』の)後半聞いたら、なんか俺、感動しちゃってさ。
山里亮太:うん。
若林正恭:それでなんか、上手くボケが思いつかなかった。
山里亮太:ふふ(笑)だから、狙いとして吐露は合ってたけど(笑)
若林正恭:うん(笑)
山里亮太:でも、その「吐露」が刺さっちゃった?
若林正恭:刺さっちゃった。いいこと言ってたもん。
山里亮太:それがさ…『さよならたりないふたり』やるっていうさ、若ちゃんとも会えない、どんなことをするかも教えてもらえないってことで。
若林正恭:うん。
山里亮太:でも絶対、若林は俺が結婚したことを、そこの弱点を狙ってくるだろうなって。
若林正恭:うん。
山里亮太:で、この弱点を狙ってきた時のカウンターを、ずっと考えてたわけ。
若林正恭:はい、はい。
山里亮太:「こういうワード」でって。そこを詰めてくるんだったら、こういうワードでとか。「若林のこういうこともダメなことじゃないか」って。
若林正恭:うん、うん。
山里亮太:結婚をダメなこと前提で、カウンターを山ほど用意してたわけさ。
若林正恭:ふふ(笑)思ってたよね、山ちゃん。
山里亮太:で、それをずーっと考えて。考えては、それこそWAONさん(蒼井優)に喋り。
若林正恭:うん、へぇ。
山里亮太:で、結婚した時にも考えた時に、ふと思ったの。
若林正恭:うん。
山里亮太:「あれ?」っつって。
若林正恭:うん。
山里亮太:「ここを弱点として、それ前提で考えてるってこれでいいのかな?」って思った時に、「考えたら俺、自分がもうなくなった武器、ボロボロなはずなのに、それで戦うために…武器、ボロボロってのを攻められた時、どう返したらいいかと考えてるけど、もう違う武器見つけなきゃいけないんじゃないか?」と思って。
若林正恭:うん、うん。
山里亮太:「その宣言することって、めちゃくちゃハードル上がるし、若ちゃんがそれを求めてなかったらちょっと恥ずかしいしなぁ」って、悩んでる時期があって。
若林正恭:ああ、過渡期ね。
山里亮太:そう。山里の過渡期…それであの流れになった時に、俺、どっかで自分がその周りからもすげぇ言われてたし、やっぱ言うのよ、「妬み嫉みで生きてきた人間だから、もう何もなくなるのに、これからどうするんですかね」みたいなことを周りで色んなところで言ってる時に、「確固たる反論がなかったけど、ひょっとしてそれに対する反論じゃないけど、姿勢をちゃんと見せる場として、今回『さよならたりないふたり』で使いたいなぁと思ってたのよ。
若林正恭:なるほどね。俺、だからその山ちゃんが弱点だと思っているのも不思議で。だって、なんかその…闇、あと気にするじゃん、山ちゃん、周りがね、本当一部だろうけど、闇がなくなるとかいう人のこと。
山里亮太:うん、うん。
若林正恭:でも、闇と闇で結婚してんだからなくなるはずがないんだよ、濃くなんだよ、むしろ。闇と闇で喋ってるんだから。
山里亮太:漆黒になるわけ?
若林正恭:俺は、最初から思ってるから。あまりにも結婚=超幸せなことってされてるよね。
山里亮太:うん、そうね。