伊集院光、映画『ひゃくえむ。』鑑賞後に制作秘話を調べて改めて驚いた理由「膨大な量の作画を…」

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2025年11月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、映画『ひゃくえむ。』鑑賞後に制作秘話を調べて改めて驚いた理由について語っていた。

伊集院光:俺は、岩井君がいいって言ってたっていう情報しかないわけ。全くないわけ、で、(映画『ひゃくえむ。』を見に)行くでしょ。それで始まると、なんか作画が凄いんだよね。

上手く言えないけど、凄く実写っぽいところと、それから手前の主人公だけは、いわゆるアニメ的なというか、漫画的な絵なんだけど。背景は水彩画みたいになってるよ、とか。油絵みたいになってるよ、とか。

今度、走ってる途中で凄いこうリアル描写だったのが、線画に変わりましたよとか。そういうこう作画の力が物凄いんだけど。何の情報もないから、「最近はコンピューターだから、こんなこともできるんだ」って思っちゃうんだよね。

「これはさぞかし大変だったろう」っていうことじゃなくて、最近はデジタルでやってるから、もしかしたら、この後ろの背景のレイヤーに、油絵のエフェクトをかけて、手前のレイヤーには普通の線画のエフェクトをかけていけば、「あ、こういうことができるんだ」っていう。

凄いお金がかかった、凄い量のスタッフがいるものっていう感じではなかった、100分だったから。で、100分でしかも上映回数も少なかったから、「あ、今はこんなことが、センスさえあれば、ありとあらゆることができちゃうんだ」って思ったら、帰り道に初めてその関連の記事とか読むじゃん。

そうすると、実はあれを描いてる凄さなのね。一旦、その撮影した、実写映像の上から、別レイヤーで1枚1枚描いていきます、と。で、このカットに関しては、何枚の作画をしてます、絵を描いてますみたいなことが凄い出てきて。

そこで1歩も2歩も遅れて、「これ みんなやってんだ」って。印象的なシーンの芸術性の高さとか凄いんだけど、その手前で、「あ、今こういうことできんだ」って思っちゃってる分、後から、「ああ、違う。やっぱりあれはデジタルではまだできない」って。

もちろんデジタルも使うんだと思うよ。思うんだけど、いわゆるオートでできるもんでもなければ、簡略化できるもんでもなくて、何百枚、最初のカットに何百枚っていうその枚数使ってるみたいなことで。

「これってどうなん?」っていう。じゃあ、その出来上がったものに感じる何かとか、美しさみたいなものに、何かそれがある程度ワンタッチでできたりとか、ある程度そのデジタルでほぼほぼやってくれたりとかじゃなくて、本当に手間がかかってるってことって…俺はそのさ、本物が理解できてないわけじゃん、逆に言えば。その差が分かってないわけじゃん。最初は見逃してるんだから、そんなのって。普通に、素直にすげぇアニメだなと思ってるし、すげぇセンスだなと思ってるけど。

そこに手間がかかってるかどうかって、関係あんのかないのか。でも、なんかその関係ある、ない説の時にね、「そういうものは自ずと分かるんです、絶対感じるはずなんです」ってことに関しては、俺は最初にスルーしちゃってるから、「絶対感じるんです説」に関しては、俺のセンスは多分追いついていないっていう。

逆に言うと俺はデジタルを過信してるから、「もっとできちゃうんだ」って思っちゃってるから。その感じを帰り道、ずっとネットで「あ、こういう制作秘話があったんだ」みたいな。

僕が体調が良かろうが悪かろうが、今、心を込めて喋ってるか、喋ってないか。もしくは完全台本で喋ってるか、喋ってないかって、あんまり関係ないんだと思うのよ。あんまり関係なくありたい。聞いてる人が面白いか、面白くないかっていうことだけで。

だけど、そのどこまでのその背景にある情報みたいなことに俺は影響されてるのか、とかをちょっと考えた。

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