2025年1月29日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、M-1グランプリ初期の現在とは全く異なる雰囲気について語っていた。
若林正恭：コントは、誰に目標っていうか、憧れて始めたんですか？
後藤輝基：めちゃめちゃダウンタウン。
岩尾望：完全に。
若林正恭：ああ、やっぱり。
後藤輝基：めちゃめちゃダウンタウンですよ。
若林正恭：はっはっはっ(笑)
後藤輝基：この世界入んのも、ダウンタウンさん見て憧れて入って。で、俺は俺で、別のコンビ。
若林正恭：うん。
後藤輝基：岩尾は岩尾でやってて。
若林正恭：はい。
後藤輝基：で、仲良くなって、同期でね。
若林正恭：はい。
後藤輝基：で、ずっと用事もないのに2人で、なんかファストフード行って、何時間も「昨日のごっつはこうやったな」とか。
若林正恭：へぇ。めちゃめちゃダウンタウンですね。
後藤輝基：当時、だから「ここはこうやったな」とか、「あれは凄いなぁ」とか。
若林正恭：へぇ。
岩尾望：酒も飲まずに、ずっとダウンタウンの話してて。
若林正恭：へぇ、そうなんすね。
岩尾望：ドリンクバーで(笑)
若林正恭：第1回のM-1から出てらっしゃいますよね？
後藤輝基：出てるよ、第1回。
若林正恭：その時に、松本さんに漫才見てもらうの、初めてなんですよね？
後藤輝基：初めて。それでもう、とんでもない低い点数をつけられる。
若林正恭：ああ。
後藤輝基：今でこそ、みんな「頑張れよ！」みたいな。なんか「ようやった、ようやった」みたいな。ハグとかしてるやん、別のコンビと。
若林正恭：はい、はい。
後藤輝基：もう当時は、スタジオも漆黒。
若林正恭：そうですよね。
岩尾望：そう、セットが暗いねん。
後藤輝基：もう見返してみ。
岩尾望：人、笑かす気ないセットやもんな(笑)
若林正恭：本当、久しぶりに見たくなって2001、2、3とか見ると、冷凍庫の中で 賞レースやってるみたいな。
岩尾望：ほんまにそう。
後藤輝基：ほんまやで。で、審査員の人も、紳助さん、松本さん。「あ 、なるほどね」って言うかもしれんけど、当時、松本さんが人のことで笑うなんてことはなかった。
若林正恭：はい、はい。
後藤輝基：「どうやろな？」って。紳助さんも「どうやろな？」みたいな感じ。で、一番端っこ、談志師匠や。
若林正恭：はっはっはっ(笑)
後藤輝基：ずっとムスッとして、マフラー巻いてるから、ピンマイク横についてた。
若林正恭：それはいいじゃないですか(笑)
後藤輝基：で、ずーっと睨まれてる状態で。
