2024年10月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『伊集院光とらじおと』終了が決定している最中に実はTBSラジオから「開局70周年」公式本への協力を依頼されていたと告白していた。
リスナーメール:来年、『深夜の馬鹿力』が30周年を迎えます。
伊集院光:あ、そうか。俺、結婚してすぐ始まってるよね。だから多分、結婚30年だと思うんだよね。それでちょっと今度、飯を食いに行こうかみたいな話をしてたから。これもそうなんだ。
リスナーメール:記念グッズやイベント開催予定はありますか?
伊集院光:記念グッズなんか作って、その作った直後に俺の役目が終わっちゃったら、もうその大変だよ(笑)いつ終わるかわかんないんだから、役目なんてのは(笑)
イベント開催とかも、なんっすかね、今になったから言えますけど、「よくその口が」と思うんですけど…あ、これ言わない方がいいのかなぁ(笑)もう終わるってことが決まってるけど、そのことは言えないっていう状況の時に、俺、TBSラジオ何十周年っていう本を書けって言われて。
で、そのこと書いていいんですかっつったら、書いちゃダメだって言われて。で、しかもその上に…俺、今言わない方がいいようなことまで言ってんなぁ、絶対な。なんかしかもさ、全員インタビュー本だったじゃん、あの本って。
インタビュー本なんだけど、僕はインタビューがあんま得意じゃないから、自分で書きます、と。「質問を一覧表にしてくれたら自分で書きます」みたいな話をして。で、結局、何事も分かんないまま出るじゃん。で、みんなにそれ何の罪もないけど。「なんでアイツだけインタビューじゃねぇんだよ」みたいなことになり。
インタビューした人、なんつったっけ?武田砂鉄さんも、何の事情も知らないから。で、自分の書いた稚拙なアンケートの答えもまとめて本にしてくれて。で、着々と俺の番組の終わりはもうこれで進んでるわけじゃん。
そしたら、たまたま「こんな偶然ってある?」と思ったのが、砂鉄さんがNHKの『100分de名著』に全く違う件で出たの。で、その時に砂鉄さんが「大きなものに巻き込まれることが、どれだけ危険か」と。
「自分の意見を言わないのは卑怯である」って話をずっとしてるわけ。で、大きなものの圧力に巻き込まれて世の中悪くなってくっていう。もう「俺、今、大きなものからその書けって言われてる原稿を今、あなたに言われてますけど」みたいなのを思いながらグーって番組をやってましたから(笑)