2024年5月19日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、蔦谷好位置がヒット曲を生み出すテクニックを学んだ「バイト」に驚いていた。
蔦谷好位置:着うた作ったりとか。当時、まだパカパカ携帯。
川島明:うわぁ。ほんで、自分で入力したり。
蔦谷好位置:うん。あれも凄いシステムなんですよ。もうヒエラルキーがおそらくあるんですよね。
川島明:ほう。
蔦谷好位置:ちゃんとした企業さんが発注して、多分そこは凄いお金があると思うんですけど。
川島明:はい、はい。
蔦谷好位置:もうその下々の1番最後なんですよ、僕が(下請けで)作るのは。
川島明:へぇ。
蔦谷好位置:1曲やってもね、3千円ぐらいしかもらえないんですよ、僕(笑)
川島明:めちゃくちゃダウンロードされても、儲かんのは上だけだ。
蔦谷好位置:そうなんです。
川島明:へぇ。
蔦谷好位置:で、それで当時売れてる曲とかに文句言いながらやってたんだけど、売れてる曲じゃないと着うた作れないじゃないですか。
川島明:はい。
蔦谷好位置:だから、当時流行ってる曲をMIDIで、パソコンで打ち込むんですよ。
川島明:はい。
蔦谷好位置:で、その時に「あ、売れてる曲ってこういうことか」っていうのが、ちょっと分かるっていう。
川島明:ああ、これはただのバイトじゃなかったんだ。
蔦谷好位置:うん。
川島明:もう分析できてた。
蔦谷好位置:そう、ネタ分析みたいな感じです、だから(笑)
川島明:皮肉にも(笑)
蔦谷好位置:うん。
川島明:なんで売れてるのかは、ちょっとメカニズムが。
蔦谷好位置:うん。
川島明:解析できた。
蔦谷好位置:「別に好きではないけど、なるほどな。やっぱやってることはすげぇな」みたいな。
川島明:ああ、「これは絶対耳残るわ」とか。
蔦谷好位置:うん。「自分じゃこれできないけど、ああ、なるほど」みたいな。
川島明:3千円以上のもんを手に入れてた。
蔦谷好位置:そうですね。