2023年2月4日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑い芸人・吉住が、才能を持つ者の集団だと思っていたテレビ業界が「意外とそうでもない人がいるな」と気づいたと語っていた。
田中卓志:吉住は「テレビに関わる全てが怖い」んだと思います。
劇団ひとり:はっはっはっ(笑)
小木博明:なにそれ(笑)
劇団ひとり:永遠の悩みだよ、これ(笑)
矢作兼:そうなの?(笑)
田中卓志:テレビの世界、憧れてたと思うんですけど。
吉住:はい。
田中卓志:テレビの仕事、すればするほど怖くなってないですか?苦しくなったり。
吉住:うーん、あんまり言葉を選ばずに言うと、なんかテレビって、才能のある人が集結してるって思ってたんですよ。
矢作兼:うん。
吉住:意外とそうでもない人がいるなって(笑)
田中卓志:はっはっはっ(笑)いやいや、そうでしょ?
吉住:はい、すみません(笑)
矢作兼:色んな人がいるからね。才能っていうか、色んな人がいるのがテレビだから。
吉住:色んな人がいるなぁって。
田中卓志:楽しく仕事できてなくないですか?
吉住:正直まぁ、優勝させてもらって2年ぐらい経ったんですけど、「あ、テレビは楽しそうに出るのが仕事なんだ」って学びました。
田中卓志:僕も最初そうで。自分っぽい空気で回る瞬間って、ほとんどないじゃないですか、若手の頃って。
吉住:はい。
田中卓志:誰かのMCの空気にずっと乗っかっていくっていう感じで。これは絶対楽しくならないし。
吉住:はい。
田中卓志:あと、早めに売れたりすると、自分を知っててくれてる人なんか一人もいないっていうか、スタジオに。
劇団ひとり:うん。
田中卓志:「自分みたいなもんが喋っていいのか?」って。ライブで一緒にやってたメンバーが、全然隣にいないとかなると、急に楽しくなくなって。
吉住:はい。
田中卓志:これに関しては、もうちょっとやってると、同期とか後輩とか一緒にやってたメンバーがテレビに出てくるんで。「あ、今日○○君いるじゃん」みたいなそういう楽しさでちょっとずつは解決されるっていうか。
劇団ひとり:うん。
田中卓志:あと、吉住自体も浸透していって、吉住を知っててくれる人が物凄い増えるから。…え?
吉住:泣きそうになっちゃう。
矢作兼:はっはっはっ(笑)結構、響いてるってことだね(笑)