女優・武井咲が、1日にEXILEのTAKAHIROと結婚したことを、2人の連名によるFAXで発表した。武井の所属するオスカープロモーションでは、「25歳までは恋愛禁止」という噂(爆笑問題・太田、剛力彩芽が「恋愛解禁」となる25歳を迎えることを心待ちにしていたことに呆れる「どうしょうもないな(笑)」)がまことしやかにささやかれる中、彼女は23歳で結婚した。
アイドルが「恋愛禁止」であることは、「ファンに操を立てる」「恋愛の事実が発覚した場合、ファンが離れる」という意味で求められることが多いが、女優である場合、よほどのアイドル的要素・人気が高いという場合以外、そのような意味合いは薄いだろう。そのため、女優である武井の場合は「所属事務所が恋愛禁止を命じている」という構図になるだろう。
そんな中、ある意味「禁じ手」である「デキ婚」を敢行したとも見ることができる。このことについて、
お笑い芸人・土田晃之は、以下のように語っている。
土田晃之、武井咲とTAKAHIROが「デキ婚」であることに言及「子供できる以外、籍入れられないんじゃない?」
土田晃之:…「この感じしか、結婚ってできなくない?」って俺なんか思っちゃうんだけどね、よその事務所の…まぁ、同じ芸能界にいるんだけど、違う職業でいるんだけど。
ねぇ、「子供できる以外、籍入れれないんじゃない?」みたいな。ずーっと仕事も詰まってるだろうし。映画やら、CMやら舞台やらとか色んなのあるだろうからね。
さらに、「所属事務所が恋愛禁止とする」ことの無意味さについて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史は以下のように語っている。
岡村隆史、武井咲のデキ婚について事務所による「恋愛禁止」の無意味さを指摘「ナンセンスやから言わん方が良い」
岡村隆史:大変や言うたら、武井咲ちゃんも大変やけど。こんなさ、違約金とかは報道せんとエエ話とちゃうかなって思ってまうけどね。
でも、そうでもせんと多分、こうでもなれへんかったら、結婚も多分、事務所も許してくれはらへんかったのちゃうかなって思うけど。
もうもはや、「恋愛禁止」みたいのはナンセンス。ただ、こうなったら事務所がアホやって思われる(笑)アホを見るだけじゃないですか。
……
これくらいのことせんと、結婚も許してもらわらへんのやろしって思うねんなぁ。だからもう、逆に「恋愛禁止」みたいなの、本当ナンセンスやから言わん方が良いと思う。言わんで、こうなったらしょうがないと思うけど。
事務所側としては、所属タレントをマネジメントしていく必要があり、結婚や出産ともなれば、今後の予定が大きく変更を余儀なくされるだろう。だが、その一方でタレントと言えど、自身の人生を自ら選択していく権利がある。
双方のせめぎ合いにもなるであろうが、やはり優先されるべきはタレント自身の人生だろう。人生の充実なくして、良い仕事はできないはずだ。所属事務所も、今後も変わらず武井のサポートをすることを願いたいものである。