2019年8月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、漫画『サザエさん』でフグ田家が磯野家に同居するきっかけとなったマスオの「頭おかしい行動」について語っていた。
赤江珠緒:サザエさんのマスオさん役を41年務められた声優の増岡弘さん。
カンニング竹山:はい。
赤江珠緒:昨日が最後のご出演だったということで、家族全員で「あはははは」でした、と。
カンニング竹山:わぁ、そうか。
赤江珠緒:そうですか、ねぇ。あえてこれだったんですかね。
カンニング竹山:最後は笑いながらも、「ええ~?」って言ってほしかったね(笑)
赤江珠緒:ふふ(笑)そうですね、マスオさんといえばっていうね(笑)
カンニング竹山:そうね。41年マスオさんをやられたってことで、俺のマスオさんは、増岡さんしかいないんですよ。
赤江珠緒:丸々、そうですね。
カンニング竹山:丸々そういうことなんですよ。
赤江珠緒:うん。
カンニング竹山:で、次の方もね、テレビで見た時、マスオさんだったよ。
赤江珠緒:そうですか。凄いことですね。マスオさん自体は、20代か30代でしょ。サザエさんがまだ20代ですもんね。
カンニング竹山:そうなんですよ。
赤江珠緒:ええ。
カンニング竹山:でも、よく有名な話ですけど。マスオさんってさ、頭おかしいの知ってます?
赤江珠緒:どういうことです?
カンニング竹山:これ、有名な話ですよ。マスオさんってね、あの人頭おかしいのよ。
赤江珠緒:え?凄くまっとうなサラリーマンじゃなかった?
カンニング竹山:始め、同居してないの知ってる?サザエさんと結婚して、フグ田家はね、同居してないのよ。別に住んでたの。
赤江珠緒:ああ、そうなの?
カンニング竹山:ところが、マスオさんがのっぴきならねぇことやっちゃって、大家に追い出されて嫁の実家に同居するんです。
赤江珠緒:ええ?!
カンニング竹山:のっぴきならねぇことって、何をやったかって、頭おかしいなって思うんだけど、借りてる家で、その壁の生け垣みたいなのあるじゃん、木の壁みたいな。
赤江珠緒:はい。
カンニング竹山:それを薪ストーブかなんかの材料がなくなったからって、勝手に共同部分のところをのこぎりで切って、燃やそうとしてるところを見つかっちゃうの、大家に。
赤江珠緒:ああ。
カンニング竹山:で、「アンタ何やってんだ」って言って、出ていくことになるのよ。
赤江珠緒:へぇ、そうですか(笑)
カンニング竹山:もう最悪でしょ(笑)
赤江珠緒:たしかに今考えたらね(笑)
カンニング竹山:だから、実家行ってるから大人しくしてるけど、あの男はなかなかのパンク野郎なんですよ(笑)
赤江珠緒:そういうことですね(笑)
カンニング竹山:それにサザエは惚れたんですよ、きっと。
赤江珠緒:でも時代考えると、そうかも。だってウチの祖父、これまた結構無職っていうか、色んな職を転々とした祖父。
カンニング竹山:はい、はい。
赤江珠緒:借家の最後、床を剥いで、地下でお酒を作ろうとして、家族に止められたっていう(笑)
カンニング竹山:はっはっはっ(笑)パンクだねぇ、なかなか(笑)
赤江珠緒:当時の、戦後のゴタゴタの頃は、そんなことがあったのかもしれない。
カンニング竹山:そういうことが普通だったのかもしれないね。
赤江珠緒:それを長谷川先生がマンガにされていたのかもしれない。
カンニング竹山:面白いエピソードとして描いたのかもしれない(笑)
赤江珠緒:とにもかくにも、増岡弘さん、おつかれさまでした。
カンニング竹山:おつかれさまでした。ありがとうございました。