2021年2月20日放送のTBSラジオ系の番組『週末ノオト』(毎週土 13:00-14:55)にて、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、何度繰り返し説明しても理解できないバービーに対して、ついに「話、通じてる?」と発言していた。
バービー:「写真集出してください」ってオファーがあったら、受けない?
岩井勇気:うん、絶対受けない。
バービー:へぇ。
岩井勇気:面白い写真集だったらいいけどね。
バービー:ああ。それは、やったらタレントになっちゃう?
岩井勇気:タレントとかじゃないじゃない?アイドルじゃない(笑)
バービー:ほう、アイドルじゃん。
岩井勇気:え?何が?
バービー:岩井君が今。
岩井勇気:迎合してないから、アイドルじゃないって話をしてんの。
バービー:なるほど、自分のスタンス的にってこと?
岩井勇気:自分の根幹にそれがあるのかって話。だから、人が楽しむ分にはさ、そうやってキャーキャー言ってる人がいるから、そうやってワーキャーファンばっかりのアイドルなんじゃないかって言われるのは、ちょっとお門違いだなって思って。
バービー:ああ、なるほど。
岩井勇気:でも、そうじゃない?「ワーキャー芸人じゃないですか」って言われてる人って、「出待ちNo.1」とかでテレビ出ちゃうじゃん。
バービー:ああ。
岩井勇気:そういうのを突っぱねないといけないわけ。
バービー:へぇ。
岩井勇気:「甘い台詞言ってください」みたいな仕事を受けるじゃん。
バービー:ああ。
岩井勇気:そういうのも甘んじちゃうじゃん、結局。
バービー:うん、うん。
岩井勇気:そうすると、言われちゃうでしょ?
バービー:ああ。
岩井勇気:俺、そういう仕事、受けたことないもん。
バービー:そのルールは、どこから来たの?
岩井勇気:でも、そうじゃない?俺の理論聞いてて思わない?
バービー:いや…私はなんでもやっちゃうかな。
岩井勇気:どう思う?逆に、それに関してはどう思ってる?
バービー:なんでもやったらいいと思ってる。
岩井勇気:ああ。
バービー:さっきみたいにさ、お笑い美学じゃないけど、哲学が自分の中にあるのはいいんだけど、それも結局、先人たちのロジックっていうかさ。
藤森祥平:ああ。
バービー:それは、本当に自分の中で考えてるロジック、哲学なのか。
岩井勇気:でも、自分で考えてるよ、俺は。
バービー:ああ、そっか、そっか。
岩井勇気:なんでもやるっていう、結局、「面白きゃいいじゃん」っていうか、「こういう格好つけてやってる写真集もお笑いじゃん、面白いじゃん」っていう考え方もあるけど、全部を「面白いから」ってなんでも片付けるのって、危ないなぁって思ってて。
バービー:ああ、やってみたい、の面白いね?
岩井勇気:ん?
バービー:興味があるからやってみる、とかの?
岩井勇気:いや、なんか…全部「面白い」で落とし込むっていうかさ。
バービー:うん。
岩井勇気:痛々しいことも、そういうなんか可愛らしいことも、「全部、客観的に見たら面白い」で落とし込むのって、危なくない?
バービー:ああ。自分が振り回されちゃうような感じ?
岩井勇気:う~ん…っていうか、面白いの基準が自分にないじゃん、なんでもになってきちゃうと。
バービー:ああ。
藤森祥平:「人が面白いって言えば、それでいいんだ」だけになっちゃう。
岩井勇気:そう、そう。
藤森祥平:どうですか?バービーさん。
バービー:自分が、じゃあ笑われることが許せないってこと?
岩井勇気:ふふ(笑)話、通じてる?(笑)
バービー:え?話、通じてない?
岩井勇気:自分が面白いことを全部やる。
藤森祥平:バービーさんの中では、バービーさんがやってらっしゃったことが、自分では「これ違うかな?」って思いながらも、周りが「面白い」って言ったからそれをやろうっていう。そういうことは、岩井さんはちょっと違うんじゃないか、と。
岩井勇気:自分が面白いことをやるけど。
バービー:うん。他人が面白いと思うことは、自分が面白いと思わなければやらないでしょ?
岩井勇気:うん、まぁそうだね。
バービー:ブレないですね、そこがね…
岩井勇気:うん。
バービー:うん、そうですか……
岩井勇気:上手くいってないのか?なんか(笑)
バービー:ふふ(笑)
岩井勇気:おい、プランと違うのか、なんか(笑)
バービー:いや、多分…
岩井勇気:論破できると思ったでしょ(笑)