2020年10月26日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『体育会TV』の元プロ野球選手などがマスクをして対戦する企画に「なんなの?あの茶番」と冷めてしまう理由について語っていた。
リスナーメール:ペンネーム・北広島ポップ。『体育会TV』で、マスク・ドなんとかって、アスリートの芸能人で対戦するやつあるじゃないですか。
負けたらマスクを脱いで、「私の紹介は誰々でした」みたいなやつ、おかしいですよね。負けて正体をばらすより、素顔で対戦して、負けたら一生マスクで生活する方が、罰ゲームとして成り立ってますよね。
伊集院光:俺がルールパカなせいなんだけどさ。設定がよく分かんないのは、マスクで出てくるんですよ、それこそ元メジャーリーガー、上原とか。ああいう選手がマスクで出てきて、少年野球の凄いバッターとか、芸能人の野球自慢の奴と対戦するんですね。
で、マスクで出てきて、もしヒットを打ったら、もしくは二人ヒットを打ったら、「俺はマスクをとって、素顔を晒す」っていうことは、設定としてテレビに顔を映したくないっていう設定なわけじゃないですか。
なんだけど、全然ヒットを打てなくても、「ここまで頑張ったんだから、お願いです、顔を見せてください」っていうのに映って結局、恐らくですけど、マスクをとらないまま帰る人はいないんですよ。
「なんなの?あの茶番」みたいな。あの茶番が、ど真ん中にある、プロ野球で凄かった選手は引退してても、草野球でどんなに凄い奴でも、あんなに簡単にアウトにとられちゃうんだ、みたいな芯のところが俺は好きだから。
「結局、マスクとんの?」みたいな。顔に縫うっていう、逆に(笑)打たれたらあのマスクを顔に縫う、もしくはあらゆる真面目な席でも解説とかでも、あのマスクをしてなきゃいけないっていう方が、打たれた罰としては正しいですよね。