2024年11月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、JR横浜駅でルールを守らない一部の「撮り鉄」に鉄道職員がハイビームで対抗したことを報じるニュースに疑問を呈していた。
伊集院光:鉄道のニュースで、今日の夕方見たやつは、横浜の方でなんかもう廃止になっちゃう古いタイプの電車が通りますっていうか、通るって予告されてなかったのに、急にそれが通るってことが分かって、SNSで凄い拡散されたんだって。凄い拡散されて。
で、みんな集まって撮り行ったんだけど、やっぱりこう下の黄色いラインからホーム側に行っちゃう人とかいっぱい出て、収集がつかなくなっちゃって。これはやっぱり間違えちゃいけないのは、ちゃんと守って撮ってる人もいれば、そういう風に鉄道の安全な運行を妨げちゃうようなことをする人もいるっていう。一部そういう人たちがいるって話ね。
で、そのニュースのメインのところは、ちゃんと映像も映ってんだけど。
「とにかく下がってください、危険なんで下がってください」って。で、「下がるまでは ヘッドライトをハイビームにします」って言うのね。で、「ハイビームにして下ろしません」っていう。
そうすると、こっち側の人から「てめえ、下ろせよ!下げろよ。ハイビーム下げろよ!バカ野郎、この野郎!」みたいな怒号が起こってるわけ。だけど、ルールが守れない以上は、そうします。ハイビームにしますっていう。
この会話の意味がわかんなかったんだけど、要はハイビームにしちゃうと逆光だから、あんまりその大事な鉄道の細かい顔面が撮れなくなるからっていう理由で、ハイビームにしたままもう通行しますのでっつって、ここで喧嘩になってて。
よく聞くと、はみ出てる人を怒ってるちゃんとしてる人もいるんだよね。だからはみ出てるのやめよって人もいるんだけど、基本的には「てめえ、なにハイビームしてんだよこの野郎!」みたいな感じの、大騒ぎになっちゃってるのね。
その時に思った、なんかレアな鉄道を撮ろうと思う人、レアな鉄道が走るらしいよっっていうのを告げる人。それから、さらにはそういう鉄道を撮りたい人の特性が分かってる駅側の人っているわけじゃん。
だから、ハイビームにするともう撮れないんだってことが分かったりとかするじゃん。なんか、それがこうみんな集まって、「こんな悲しい感じになる?」っていう(笑)
「こんなことになっちゃう?」っていう。で、それをまたニュースが「撮り鉄が…」っていう。「何かと問題を起こす撮り鉄が」っっていうニュース。なんかさ、その言い方…俺全然なんだろうね、「何かと俺をむかつかせる鉄道マニアの渡辺君」とかもいるから(笑)
なんとも言えないけども、なんでニュース、あの言い方すんのかなぁみたいなのをちょっと思ったりとか。なんかああいうのって、上手くいかないもんなんだよね。
鉄道写真撮る人、全員悪いわけじゃ全然ないんだよね。一部のなんか暴徒化しちゃうあの感じとかが。そのニュースは、悲しいぐらい満載で。なんかハイビームにしちゃうからねねって、ずっとハイビームだったよ。