2026年8月3日放送の日本テレビ系の番組『大悟の芸人領収書』にて、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが、自宅で枝豆をつまみにビールを飲んで号泣してしまった理由について語っていた。
大悟:ワシらって、仕事場でも芸人やんか。飲みに行っても芸人とやんか。
野田クリスタル:はい。
大悟:次の日も芸人おるやんか。なんか、おかしくなってるよね、多分。
西村真二:たしかに。
大悟:普通の方と会話をしてないから。イカれてるよな。
野田クリスタル:イカれてます。会話にならないんですよ、もう一般の人と。
大悟:ワシなんかな、昔、NHKのEテレかなんかやってる時に、3日間そのEテレの子供たちとロケで行ってん。そこに、ワシだけやねん、芸人。で、あとは子供たちやねん。
野田クリスタル:はい。
大悟:で、芸人から離れた3日間過ごしたら、最後の3日目に、ちょっとした高い滝から飛び降りようとしてる子供に、大声で「最後の勇気!」って言っててん。
野田クリスタル:ああ。
大悟:言った瞬間に、口が動いた瞬間に、ビックリしてん。「そんなこと言える人間なん?」って。でも、そっちの方が人間や。
野田クリスタル:そう。
大悟:こんなことを言ってしまう芸人になったと思った、ワシの方がイカれてるやんか。
野田クリスタル:そうです。
大悟:本来は、そっちの方がいい人間。
野田クリスタル:人間であることが、芸をかさ増しさせるというか。お笑いっていうのはやっぱり人間である必要がある。
大悟:はい。
野田クリスタル:そのために、休まないといけないんです。
大悟:なるほど。…で、これは枝豆とビールは何のあれなん?(笑)
野田クリスタル:我々、夕方に家帰ることなくないですか?
大悟:ないね。
野田クリスタル:で、僕、今の家に引っ越して2年ぐらい経ったんですけども。本当に、夕方帰らないからスーパーもやってないし、家帰って仕事行くの連続だったんですけども。
大悟:うん。
野田クリスタル:この前、4時ぐらいに仕事終わって、家ついて5時ぐらいだったんですね。
大悟:うん。
野田クリスタル:なんか子供たちが家に帰ってるんですよ。なんか…「あ、人住んでんな」と思って。
大悟:この街に(笑)当然、住んでるのは分かってるけど、改めて。
野田クリスタル:帰り道に、家に帰っている子供を見たのが初めてだったんですよ。「あ、こんな光景がこの街にもあったんだ」と思って。で、スーパーがやってたんですよ。
大悟:夕方やから、まだ。
野田クリスタル:スーパー寄って、枝豆が冷凍じゃない生のやつ。あれの枝豆が売ってて。
大悟:コンビニのじゃないタイプ。
野田クリスタル:で、そんな普段、別にビール飲まないですけど、ビール買っちゃって。で、なぜかって言うと、僕にとって枝豆とビールって、18時なんですよ、この存在が。
大悟:ああ。
野田クリスタル:っていうのも、ウチの親父って公務員で、割と定時に帰ってきて。18時に晩酌することが多かったんですよ。
大悟:その絵を見てたんやな。
野田クリスタル:そう。で、僕も隣に座って枝豆つまんでたりしてた光景を思い出して、やろうと思って。で、家帰って枝豆を茹でて、枝豆食べながら、夕方の18時ぐらいの番組見て、お酒飲んでみて。そしたら、なんかこう涙が出てきまして。
大悟:これはな、みんな笑うかもしれんけど、多分、芸人ならなんとなく分かると思う。むちゃくちゃなスケジュールの生活ずっとしてたら、ほんまにそれがふとしたことで、泣きそうになるというか。
野田クリスタル:俺は、何をしてたんだ、と。目が覚めたんですよ。「こんな大切な時間をなんでずっと過ごしてなかったんだ?」って。目が覚めたんです、僕。
大悟:うん。
野田クリスタル:そっからは、すぐに俺、マネージャーに「2ヶ月後の終日空いてる日は、全部押さえてくれ」と。「もう休む、俺は」と言いました、僕は。
大悟:その涙が出てから?(笑)
野田クリスタル:そう、涙が出てから(笑)「枝豆をまた食べさせてくれ」と(笑)
大悟:それ、通った?
野田クリスタル:通りました。
大悟:ああ、良かったやん。
野田クリスタル:だから、8月ぐらいに休みが取れるから。
大悟:だから、みんなにもそれをおすすめしてるし。
野田クリスタル:休みをちょっと取るようになってからは、単独ライブもやったんですよ、久しぶりに。本当2年ぶりぐらいにやったんですけど、すっごい楽しくて。
大悟:なるほどね、お笑い欲が出るんだ。
野田クリスタル:そう。単独ライブもすっごい評判も良くて、ネタの質も凄い良かったと自分でも思って。
大悟:なるほど。
野田クリスタル:「これは、休むべきだな」ってつくづく思いました。
大悟:みんなにな。



