2019年7月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が、雨上がり決死隊・宮迫博之ら「闇営業」で謹慎した芸人の復帰を「許さない」人々に疑問を呈していた。
田中裕二:復帰をね、「許さない」って人たちっているじゃないですか。
太田光:復帰を許さないって、どういうことだよ。
田中裕二:あれって、本当に分からないのは、たとえば…
太田光:ザブングルは許さないよ。
田中裕二:うるせぇな、もう。
太田光:ザブングルはまだ早いと思う。
田中裕二:ふふ(笑)何なんだよ、ザブングルだけ厳しいのは(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)
田中裕二:全然、どうでもいいよ、もう(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)
田中裕二:オレオレ詐欺の今回の被害者の人で、本当にもうショックで、「もうイヤだ」っていうなら、しょうがないにしても。
太田光:誰がどう考えたって、宮迫に悪意があったわけないじゃないかよ。
田中裕二:ないってことは分かってるわけでしょ。そうすると、誰も失敗できないって世の中になるわけですよ。
太田光:うん。俺は米倉涼子と同じだから。
田中裕二:うん、「私、失敗しないので」って、そこを言ってください(笑)米倉涼子から入ってくると、もうボヤーッとするから(笑)
太田光:私、ミスターX。
田中裕二:ドクターだ(笑)
太田光:そこツッコまないと。そこが重要なんだよ。
田中裕二:ねぇ(笑)
太田光:「ねぇ」じゃない。恋人同士か。
田中裕二:でもさぁ、なんていうの。犯罪を犯したって、本当に普通に復帰はできる世の中じゃないですか。
太田光:まぁ、たしかに。
田中裕二:「刑期を終えたら」っていうのが、大前提じゃん、人権ってことで言ったら、前提じゃないですか。
太田光:まぁね。社会は。
田中裕二:芸能人っていうのは、それプラスやっぱイメージは確かにある。それはしょうがないのよ。芸能人と無名の人が同じ犯罪を犯した時の復帰ができる、できないみたいな話は、確かにね、それはイメージってあんだけど。
太田光:うん。
田中裕二:でもさ、たとえばさ、犯罪犯した人がさ、終わって出てきてさ、素晴らしい作品を作って、みんな感動してるのはいっぱいあるわけじゃないですか。
太田光:そう、あるよね。あるある。
田中裕二:で、この間はバドミントンの桃田(賢斗)。
太田光:ああ、桃田な。
田中裕二:あの人なんてさ、闇の賭博、裏カジノって言ってね。
太田光:あれ、カジノ仕切ってたのは完全に反社会だからな。
田中裕二:もうまさに、あれはさらに法律違反ですよ。それでも謹慎して出てきて、世界一になったんだよ。
太田光:そうだよね。
田中裕二:それまで以上になった人とか。あれもない方がいいのかって思うし。
太田光:許さないって言うならね。
田中裕二:言ってる奴らは、あれも本当に許さないのかって。
太田光:バドミントンはいいんだって。バドミントンはそういう人たちがやるスポーツだからって、そんな意味にもとれちゃうよね。
田中裕二:本当に、復帰を許さないって言う人、「お前正直、本当か?」って思うよね。
太田光:そう言ってる奴に限って、桃田の試合で賭けてるよな。
田中裕二:そんなことはない(笑)それはないと思うけど(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)