岡村隆史、巧妙な口パクの手口を暴露
岡村:そしたら、僕らは歌番組とか出たことないから分からへんけど、元々の歌ってる歌に、『生歌乗せ』っていうのがあるんですって。知らなかったでしょ?コレ。こんなこと言うてエェのか分からへんけど。
矢部:ふふ(笑)
岡村:今、音楽業界のタブーにメスを入れようとしてるかも知れへんけど。
矢部:久しぶりにヤフーニュースかな(笑)
岡村:俺も分からへんフリして喋ろう。
矢部:個人で、思ったことやからな。
岡村:そうそう。元々の音源プラス、生歌。CDの音源が7割、生歌が3割みたいのがあるねんて。乗せる、みたいな。
矢部:うん。
岡村:そういうのもあんねんって。あと、グループで歌ってる時に、『この人は生、この人はCD音源』っていうのもあんねんって。
矢部:うん。
岡村:歌番組によっては、そのままCDの音源流すのもアレやからって、先に録音するバージョンもあんねんって。それで録音したので口パクする人もおんねんって。
矢部:うん。
岡村:口パクやけど、CDじゃなくて自分で歌った曲が流れるってパターンがあんねんって。
矢部:うん。何が一番エェんやろな?。
岡村:分からん。
矢部:エエんやろってなんやろな(笑)
岡村:今日は声が出にくいってこともあって、そういう風にする人もいるんやろうけどな。
矢部:うん。
岡村:初めて聞いたよ、「生歌乗せ」って。
矢部:うん。
岡村:そういうの聞いたから、観てたら「この人、うっすら聞こえるな」とか。そういう楽しみ方もした。
矢部:そういう方もいるでしょうね。
岡村:だから、半々とかもあるし、「ここの高音出ないから、ここはCD音源で」って、切り替えたりする人もおんねんって。ミキサーの人で、上手い人もおんねんね。
番組側が口パクを要請することも
太田光:僕らの時は『ポップジャム』でしたけど、そうすると色んなバンドが出るから、必然的に番組側が…バンドのセットチェンジって凄い大変なんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:本当は生演奏聴かせたいんだけど、すぐ転換しなきゃいけないってことで、「このチームは、ちょっと口パクでお願いします」みたいなことを、お願いする場合があるんだよね。
田中裕二:それはあるかもしれないね。
太田光:カラオケとかで。アレがまた上手くてな、ドラム叩いてんだけど、音が出ないようになってんだよね。
田中裕二:そう、そう。
太田光:ドラムなんて、口パクどころか…
田中裕二:腕パクだよ(笑)
太田光:腕パクだから、凄いよね。
爆笑問題・太田、歌番組側がアーティストに「口パクでお願いします」と依頼することがあると暴露「セットチェンジって凄い大変」
「口パク」だとあえて分からせるような行動に出たDragon Ash
太田光:一回だけDragon Ashが、『ポップジャム』に来たときに、アレ、口パクだったんだよな。
田中裕二:そう、どっかの部分だったのかな?
太田光:いや、全部そうだった。それをあえて分からせるように、マイク逆さまにしてやったんだよ。
田中裕二:そう、そう。それ俺も覚えてる。凄い印象的だった。
太田光:アレは格好よかったよな。
田中裕二:うん。
太田光:多分、Dragon Ashぐらいだと思う。
田中裕二:ふふ(笑)いや、分かんないけど(笑)
太田光:口パクをするっていう(笑)
爆笑問題・太田、Dragon AshのKjこと降谷建志が「口パク」であることをあえて分からせる行動に驚いた過去「マイク逆さまにして」
バレバレだったアイドル時代の柏原芳恵の口パク
伊集院光:俺が17歳の時には…今、50のおっさんが、17歳の時に、ウチの師匠の円楽のところに弟子入りして。
弟子入りした次の日が、ウチの師匠が花火大会の司会で、それが初めての鞄文字なわけ。で、そこに柏原芳恵さんが当時、ゲストに。
俺は、17歳でさ、「師匠のカバン持ちです」って、行くわけ。 で、神宮球場で、神宮外苑花火大会で司会です。で、打ち合わせのところに、柏原芳恵がいるわけ。で、ウチの師匠とか「師匠、お久しぶりです、柏原芳恵です」なんて言ってるのを見て、「本物じゃん、柏原芳恵じゃん、すげぇじゃん」みたいな。
「生で歌聴ける」と思ったら、口パクでさ(笑)口パクで、なんか突風で帽子が転がっちゃってんだけど、それを追っかけて。スタンドマイクをそのままにして、帽子を追っかけてるわけ。
で、追っかけてる間も、『ハロー・グッバイ』を歌ってるわけ(笑)それがスタジアムに流れてるぐらいの口パクだっただったのにはショックだったけどね(笑)「ああ、これが口パクってやつなんだ」って思ったけど。