2026年4月17日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、上方落語協会で「会長を決める選挙」がまるでコンクラーベのようで「ドキュメンタリー映画を撮りたい」と思ったと語っていた。
東野幸治:昨日は昨日で、あつむ君とちょっとご飯、夜ご飯食べに行って。ありがとうございました。
渡辺あつむ:こちらこそ、ご馳走様でした。
東野幸治:で、なんか、どこまで言っていいか分からんけど、面白い話たくさん聞かしていただいて。で、それは別に悪口とかそんなんじゃなくて、「システムが面白いなぁ」と思って。上方落語協会のシステムが。
渡辺あつむ:え?え?東野さん。今、何言おうとしてる?(笑)
東野幸治:いや、違う違う(笑)
渡辺あつむ:やめてください。
東野幸治:違う、違う(笑)
渡辺あつむ:いやいや、どれ言おうとしてる?
東野幸治:違う、違う、悪口じゃなくて。
渡辺あつむ:はいはい…いやいや、振ってるやん(笑)
東野幸治:いや、ほんまにほんまに。上方落語協会のね、言うたら会長をどう選ぶかっていうの俺、知らなかったんですよ。で、これ聞いてて面白い。俺、ほんまになんかこう、ドキュメンタリー映画を撮りたいってちょっと思ったぐらい。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:塙君、ナイツの塙君が、浅草の寄席で活躍してるなんか師匠のね、漫才師とか落語家さんとかいうのをドキュメンタリーにして、小さな劇場かも分かりませんけど、公開したじゃないですか。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:いや、もうあれと匹敵するぐらい、「上方落語協会の会長選挙」っていうのが面白くて。俺、てっきり、当たり前やけど選挙やから、なんか「俺、会長になって上方落語をこのように、自分の考えでこのように盛り上げていきたい」とか、「こういう風にしてお客さんがたくさん来て欲しい」って。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:で、それを立候補した落語家さんが、それぞれメッセージを上方落語協会の皆さんの前で言ったり、もしくは動画撮って落語協会に入ってる落語家さんが見て、「あ、この人だったら上方落語が盛り上がるん違うか」と思って、1票入れて。で、決戦の日に、言うたら目の前でこうなんか紙に書いて「この人、この人」書いて、箱に入れて「何票、何票、何票」って言って、結果「会長この人です」とばっかり思ってたんですけど。違うって聞いてビックリして。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:ちょっとどういう風に落語協会の会長決めるか、言ってもらっていいですか?
渡辺あつむ:前半ですわ、普通の選挙と違うのは。「立候補制」がないんです。
東野幸治:これが凄くないですか?立候補制がなくて、で、その所属してる落語家さんが、投票する日に「この人やったらいいな」って書いて。ほんでね、何百人で入ってるのか知りませんけど、それで開票をして決めるってことなんでしょ?
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:このシステムって、あのローマ教皇を決める「コンクラーベ」と全く一緒なのよね。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:で、コンクラーベの方は、最終的に全会一致みたいな、何回も何回も投票して。要は繁昌亭、バチカンじゃない、こっちは繁昌亭に閉じ込められた噺家が(笑)
渡辺あつむ:ふふ(笑)
東野幸治:繁昌亭に、外から鍵かけられて。「開け!ボケ!コラァ、殺すぞ!」みたいな(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:ドンドンドン、「ワシ、タレカキたいんじゃ!コラァ!」って(笑)
渡辺あつむ:うわぁ、好きやわぁ、その師匠(笑)
東野幸治:はっはっはっ(笑)で、何回も何回もするんじゃないねんけど、1回コッキリ?
渡辺あつむ:1回です。
東野幸治:過半数って決まってんの?
渡辺あつむ:ちょっとすみません、そこは分からないです。
東野幸治:だから、例えば若手の落語家の方が、いや、若返らなアカンから、「桂三度」って書いてもいいわけじゃないですか。極端に言うたらね。
渡辺あつむ:別にいいです。
東野幸治:でも、「やっぱり文枝師匠やな」とか、「いやいやこの師匠や」「あの師匠や」って、色々入れて、で、こう決めるって。そんなのなんか珍しいというか、変わってるというか、その「開票」のところをさ、俺、カメラ回したいのよ。
渡辺あつむ:ええ~?
東野幸治:なんで?(笑)いや、例えば「桂三度」ってなった時に、こう書くわけよ、ホワイトボードにね。知らんけど。で、その時に僕が監督やったら、桂三度映さないです。
渡辺あつむ:おっ?
東野幸治:だから、下馬評で「この人が会長になるんじゃないか」っていう人の顔を、やっぱ寄りで撮りたいんですよ(笑)
渡辺あつむ:ほう、ほう。
東野幸治:「なんやねん、コイツ…」みたいな顔が、見えたり見えなかったりとか。ポーカーフェイスにしてるとか、面白いじゃないですか。
渡辺あつむ:いやいや、面白いのは面白いと思います、はい。
東野幸治:で、なおかつ事前にキーになる落語家さんに、ちょっとインタビュー取ったりとか。あとなんとなくそのインタビュー中に、LINEがピンピン、ピンピン来て。LINEのそのスマホの画面見たら、なんか「桂なんとか」「桂なんとか」とか。「笑福亭なんとか」とか。だから要は…勝手に思ってんのよ、俺が。
渡辺あつむ:ほう。
東野幸治:この「A」という落語家さんに会長になって欲しいから、いろんなグループが夜な夜な居酒屋集まって、「いや、絶対師匠が会長になるべきです!」「いやいや、もうそんなんもう、みんな投票の結果になったら、それはやるけども、別に立候補制やないし」「いや、僕ら何かします、動きますから!」っていう人らが、夜な夜な言うたら電話、メールとか色々そういうのを勝手にしてるんじゃなかろうか、みたいなところで、で、当日みんな集まんの?欠席、みたいなのはあんの?
渡辺あつむ:あ、期日前投票。
東野幸治:期日前投票あんのよ、繁昌亭?どこであんの?
渡辺あつむ:郵送で送ります。
東野幸治:郵送で送る。ほんで、その言うたら繁昌亭の前でね、郵便屋さんを待つ、ちょっとこう落語家さんがおって(笑)
渡辺あつむ:いやいや(笑)凄いって(笑)そんな物語、そんなんないもん。当日、来るわけない(笑)
東野幸治:いやいや、分からんよ(笑)五通ぐらい持って、走っていく落語家さんとか(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:水の都に走っていく落語家さんとか、水の都に封筒投げる噺家さんとか(笑)いや、分かれへんで、なんかこう、太陽に当ててる落語家さんとか(笑)
渡辺あつむ:はい、はい。
東野幸治:いや、そういうのもないとは思うけど、なんかそういうのがあるんじゃないかって想像を張り巡らされるから(笑)あ、そんな面白いことあんねんな、とかいうのを聞きながら、ご飯食べさせていただいて。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:「いや、めちゃくちゃ面白いな」と思って。で、もちろん部外者は行けないんでしょ?
渡辺あつむ:そうです、そうです。はい。
東野幸治:その繁昌亭の中でやんの?
渡辺あつむ:繁昌亭です。
東野幸治:全員集まんの?
渡辺あつむ:行ける人が集まります、はい。
東野幸治:集まって、そこで…俺、MCしようか?(笑)
渡辺あつむ:いやぁ、それはもう僕はもうこの話、全部聞いてないことにするんで、勝手に東野さんから連絡取ってください。「司会しようか?」とか。
東野幸治:いや、俺だから盛り上がってきて、「A」と「B」が接戦だったら、絞りますよ(笑)
渡辺あつむ:絞る?ポーカーみたいなやつ?(笑)
東野幸治:ちょっとずつ下げていって、「とんがってる!」とか(笑)「とんがってる2つや、笑福亭ちゃうか!」とか(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)いや、盛り上がるけど(笑)
東野幸治:っていうのがなんかね、あるって聞いた。そういうのオモロイなぁと思いながら。


