2020年1月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、若手の時は「テンポが早く、詰め込んだ」漫才になってしまっていたと語っていた。
若林正恭:同期みんな言ってんだけどさ、テンポがさ、若い時の見てみ。ちょっと遅くなってんだよね。
山里亮太:え?今と比べて?昔の方がちょっと早いってこと?
若林正恭:ちょっと早いんじゃないかな、南キャンも。
山里亮太:(M-1グランプリに向けて)4分にぶち込む練習ばっかしてたから。
若林正恭:4分っていうのもあるけど。ちょっと見てみ。ちょっと入りとか早いと思うよ。
山里亮太:あ、そう。たしかになぁ。遊ぶっていうこと、できてなかったもんね、昔。
若林正恭:それもあると思うし、若さとかだったらヤダなぁと思ってるけど。
山里亮太:ああ。
若林正恭:でも、やっぱテンポってそういうのあんのかなぁと思うよね。
山里亮太:変わってきてんだろうね。
若林正恭:ラジオとかも、ちょっと早くない?若い時の方が。10年前、どうだろう。
山里亮太:めちゃくちゃ詰め込んでたよ、一生懸命。
若林正恭:ああ、そう。
山里亮太:台本に書いて、俺もう早かったもん(笑)
若林正恭:ああ、それはなんか分かる(笑)そういう早さもあるよね。
山里亮太:うん。
若林正恭:あんのかなぁと思うよね。
山里亮太:あると思うわ。でもさ、今のスピード感の方がさ、漫才楽しいと思う時、多くない?
若林正恭:楽しいと思う時多い、今の方が。だって、楽しんでやらせてくれるよね、番組も。
山里亮太:そう!そうよ。あんだけ尺くれたりとかさ。「いや、最悪、編集とかすることもあるかもしれませんけど」みたいなことも言いながら、「どうぞ」って言ってくれるところ多いじゃない。
若林正恭:くれるもんね。あと、しずちゃんもアドリブを言うようになったから、余計楽しいんじゃない?
山里亮太:それはね、ありがたい、楽しい。
若林正恭:うん。
山里亮太:結構、それは。
若林正恭:昔、アドリブ許さなかったのは山ちゃんなんだけどね。
山里亮太:そうね。
若林正恭:そういう体制でやってたから。
山里亮太:そうね、てにをは間違うだけで、怒鳴り散らすからね、俺は。
若林正恭:ふふ(笑)いや、自分から言ってくるんだね、それね。
山里亮太:これに関しては、もう否定はしない。
若林正恭:はっはっはっ(笑)
山里亮太:「それはがんじ絡め、アドリブも言わなくなるよ」っていう。今思えばね。今、あんだけ楽しそうに漫才やってる相方を見ると。
若林正恭:うん、本当だよなぁ。