2025年12月19日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、キングコング・西野亮廣のアドリブでの素晴らしいスピーチに疑惑の目を向けていた。
東野幸治:YouTubeでもインタビューさせてもうたけども。ビックリというか。改めて言いますけども。試写の時の西野さんの壇上に上がってきて、お話する。川西の地元のところに、プロレス会場がやってきて。プロレスラーが来てプロレスしたっていう、エンタメの話、もう凄いんですよ。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:1stの『プペル』が終わって、ワーッて拍手喝采、ファンの方集まって、拍手喝采って言って。で、西野さんは前から5列目ぐらいの多分右端。俺の記憶では右端の方に座ってて。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:ほんでみんな拍手するから、「どうもありがとう」みたいな感じで。ほんでなんか座り直そうとしたら、なんとなく壇上に行くような雰囲気になって、「ええ?」ってなって、歩いていって壇上に上がって。「いや、かなわんな急に」って言って、地元、川西のプロレスの人が来たって話をするんですけど。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:で、一応本人に確認したんですよ。「あれ、どこであの話するって決めてたん?」って(笑)
渡辺あつむ:ふふ(笑)
東野幸治:はっはっはっ(笑)
渡辺あつむ:いやらしい(笑)
東野幸治:いやらしくないよ。俺もう、凄い不思議やって。こう座って「あ、どうもありがとうございました」って言って、終わるはずの回やったんすよ。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:ほんならなんとなく、みんなにこう言われて。壇上で喋らなアカンみたいな。「いやいや、もうでもでも」みたいな凄いちょっとこう、「いや、もうそんな、今日はそういう回じゃないから」「いやいや」ってちょっとこう問答があって。上がっていって。「もう…」って、頭掻きながら。で、急になんかマイク来て。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:ほんで、「いや今回、どうもありがとうございます」言うて。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:「あの…」って言って、「僕とエンタメが初めて出会った」っていう話で。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:尺で言うとね、10分弱。
渡辺あつむ:ほう。
東野幸治:プロでもね、急に言われて10分弱って。
渡辺あつむ:大変です。
東野幸治:「すげぇなお前、さすが新世界の創造主」って。「で、つかぬことを聞くけど、どの段階で…」って。まさかね、急につらつら初見の一発目でバーって喋れるわけじゃない内容やったんすよ。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:エンタメが、リング会場ができるのをずっと西野少年は見てて、「なんやろ?これ。あ、プロレスのリングや。こんな風にして作るんだ」って。で。時間が経ってきたら、人が集まってきて子供たち、兄ちゃん、姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、おっちゃん、おばちゃんみんなが集まってきた。そこにプロレスのレスラーが登場する。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:凄い腹の出た怖いおっちゃんが出てくる。殴られんちゃうかな。そこにやってくるヒーローも、正義の方の、ベビーフェイスのレスラーがやってくる。で、それがそのプロレスすることによって、みんなで言うたらベビーフェイスが悪役レスラーやっつける。わーってみんな最後喜ぶ。
渡辺あつむ:はい。
東野幸治:で、なおかつそのまた終わった後、誰もいなくなったそのリングを片付けていく。で、また次の街に行く、みたいな話をつらつらつらって言うから、「新世界の創造主さんよ」と。「どの段階でそれ喋ろうと思ってたん?」って聞いたら、同じように、「嫌なこと聞くな」って言われて(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:「正直に言うて」って言うから、「映画見てる時です」って(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)
東野幸治:さすが新世界の創造主(笑)映画の方はもう、何回も本人監督やから、もう見てるから。客の反応をね、見てる感じじゃないですか。肌で感じる試写会やから。
渡辺あつむ:うん。
東野幸治:ご自身やから。その時に、「これでもなんか反応ええなぁ。ってなってくると拍手くるわな。誰かが壇上に上がれ言うわな。喋らなアカンわな。どうしようかな…」っていう時に、ちょうどこうね、プペルの中ではね、えんとつでとかね、敵からの悪い王国がどうたらこうたらみたいな、佳境ですけど、本人全然もう見てないです。
渡辺あつむ:うん(笑)
東野幸治:もう「プロレスの話あるなぁ」みたいな(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)まぁ、予知能力かな。
東野幸治:予知能力なんかな。そういうふうに本人言うてたけど、俺は違うと見てて。「昨日の夜やろ」って(笑)
渡辺あつむ:はっはっはっ(笑)


