2025年12月16日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、あまりに塩対応な電話の相手に思わず「ChatGPTの方が人間味がある」と思ったと語っていた。
千原ジュニア：俺、ちょっと島行く予定があったんよ。
ケンドーコバヤシ：はい。
千原ジュニア：でも、それは結局、熱が出たからなくなったんやけど。
ケンドーコバヤシ：はい、はい。
千原ジュニア：もう島にフェリーで行くっていうことで、フェリーのチケットは取っててんけど。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：その前日に、「あれ？フェリー大丈夫かな。ちゃんと出るかな？」って。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：で、天気予報とか見てても、どうなんやろうな、ぐらい。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：で、フェリーの会社に「問い合わせはここです」みたいなのあったから、電話して。もう俺、仕事の合間やったから、楽屋でスピーカーホンで。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：「はい、フェリー乗りばです」みたいな。「すみません、明日の朝の10時発のフェリーなんですけど、明日それ出航しますかね」「分かんないです」「あ、はい…いや、なんですけど、どうでしょう？この感じ、明日の天気予報とか、風の感じやったら、大体…」「分かんないです」って。
ケンドーコバヤシ：「はっきりとは言えないんですが…」みたいなのが欲しかったんですね。
千原ジュニア：そう。「分かんないです。6時に出港が決まりますんで、確認したいなら6時に電話してください」「あ、そうですか。今までの感じだと…」「分かんないです」「あ、そうですか、すみません…」ガチャ、プープープーって。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：ほんなら、スタイリストとメイクさんも「何なの？今の」って。「何？なんかもうちょっと」って。若い声の男性やったわ。
ケンドーコバヤシ：うん、言うてもね。
千原ジュニア：ってなってて。まぁ、それはだからほんま6時にならんと分からへんから、ええ加減なこと言うて、「出る言うたやんけ」みたいなことになっても、それは言いはらへんのはもちろん分かるけどなぁ、なんて言いながら。
ケンドーコバヤシ：うん。
千原ジュニア：ChatGPTで調べてみようかって調べたら、「100%とは言いませんが、今までのデータで言うと、多分明日は出航すると思います。もちろん6時に確認していただいた方がいいですけれども、多分ですが、出航すると思いますよ。いい旅よ」みたいな。こっちの方がよっぽど人間味あるやん。
ケンドーコバヤシ：はっはっはっ(笑)
千原ジュニア：めちゃめちゃ人間味あるやん。
ケンドーコバヤシ：たしかに。超えてますね。
千原ジュニア：超えてる。
ケンドーコバヤシ：気がつけば。
千原ジュニア：そう。これが欲しいやん、言うたら。
ケンドーコバヤシ：それを求めたわけでしょ？
千原ジュニア：それを求めてん。
ケンドーコバヤシ：念には念を込めての電話やから。今までおおむね、どんな感じ。こういう時はどうですかっていう。
千原ジュニア：いや、こっちの方が人間味あったなぁ。
