2023年2月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、武田砂鉄の『TBSラジオ公式読本』に参加するようTBSラジオ側から圧力をかけられた上で『100分de名著』で武田と共演して皮肉な展開となった告白していた。
伊集院光：僕は割と自分の思いとか作り方みたいなものを、あんまり文章化したりとか、しない方がいいと思ってるし。したいんだよ、したいんだけど、するのには相当時間かかると思ってるわけ。
だから、今までもこのJUNK、その前のUP’Sから、『伊集院光 深夜の馬鹿力』に関しての本は、途中まで書いてはお蔵入り、途中まで書いてはお蔵入りぐらいのことになってんですけど。「何周年だから、もう絶対なんです」みたいなことになって。
で、「じゃあもうまた一人反抗してるみたいのも何なんで、とりあえず質問を出してくれたら、丁寧に書いて送り返します」って。拒否権はないんだ、みんななんだから、と。
その途中で朝の番組終わることになってんだけど、「そのことに関してはもう、絶対触れるな」って言われて。「だけども、もう決まりだから」って言われて。「じゃあ分かりました、じゃあそこに関しては、ここでなんとかします」みたいなことを言って。
で、全然そのことを知らない武田砂鉄さんと…会ったことなかったのに、たまたまその 時『100分de名著』の講義で…これは武田砂鉄さんも初めて聞く話だけど。
武田砂鉄さんがいらっしゃって…JUNK20周年の祝いだからこれ喋るんだよ。武田砂鉄さんが講義してくれた本が、全体主義。世の中の強いものの言いなりになることがどれぐらいいけないことかっていう本を、4週にわたって俺、講義を受けてるわけ。
その時の、本人は…それ本人は知らないわけ。そんなことが起こってるっていう。でも、実はその裏では、「もう武田さんが書くことに決まってますから」みたいな。
でいて、「それで全員ラジオで喋ってる人は、書かなきゃダメですから」っていう。で、その「じゃあすみません、書くには書きますけど…」って、超面白くない？そこの面白いところはもう起こって。
