2025年5月2日配信開始のYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』の動画で、お笑いコンビ・すゑひろがりずの南條庄助が、コンビ解散を決意したラストライブで人生初となる「大爆笑」を経験したと告白していた。
南條庄助：コンビになって1年目の終わりぐらいに、テレビをパってつけたら、ABCの新人お笑いグランプリみたいなのやってて。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：今、令和北南っていうコンビになってて、当時プリマ旦那ってコンビ、そいつら僕ら後輩なんですけど、3年目ぐらいでめっちゃウケてるんですよ、ネタやって、ボガーンって。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：俺らアカンやんってなって。汚い安い部屋で、それを二人でこれ見てたら、「これが売れるやつやん」って。華ある、めっちゃウケてる。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：もう無理やんって。当時、芸歴5年目までしかABC出れなかったんで。
千原ジュニア：へぇ。
南條庄助：俺らそれも出れられへん、終わりやんってなって、「解散しようか」って。何やってもあかんし。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：で、一応その次の月のオーディションのチケットだけ、吉本から買い取ってるんで。これは出なアカンから。これを最後に、アカンかったらもう解散でって、二人で喋ってて。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：「どうせ最後やし、今までのやってもアカンやろうから、変なんやろうや」って。「ちょっと前に、数ヶ月前に地下ライブみたいなところで、ショートコントやった、あのネタがウケたの覚えてない？」って言われて。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：「あの狂言風のやつ、クリスマスの？」って。狂言風クリスマスってやったんですよ。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：たしかに、あれ唯一めっちゃウケたなって。「でも、あんな変なネタあかんやろ、劇場で」とか言って。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：「いや、まぁまぁ、もう終わりやから最後めちゃくちゃやって終わろうぜ」って言って。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：そのネタを伸ばして、2分ぐらいにしてオーディション行ったら、ボカーンってウケて。
千原ジュニア：すげぇなぁ。
南條庄助：「なんじゃ？これ」みたいになって。初めて、僕はほんまに1回もウケた経験なかった。コイツはもう、M-1とかでウケてるの知ってるけど。
千原ジュニア：うん。
南條庄助：僕はホンマに初めて、ドカーンって音が聞こえるぐらい、ドカーンって聞こえたんで。
千原ジュニア：それを聞かずに、6～7年は長いよな。
南條庄助：分かってなかったんですよ、ただただ。
千原ジュニア：それ聞かずには凄いよな。俺もNSC入って15歳で、いっちゃん最初にドカーンってウケたの。
南條庄助：もう15歳で？
千原ジュニア：それも、ほんまに人生で初めて。ドガーンって、「なんや？これ」って。でも、そっから3年間全く。
南條庄助：ああ。
千原ジュニア：だから、それを聞かずに3年、俺、多分できてないと思う。あれを聞いたから3年いけて。で、「もう一回聞きたい」って、色々勉強して、勉強して、なんとか。
南條庄助：それは、生徒の前でですか？
千原ジュニア：そう。
南條庄助：15歳の少年が？それ凄いですね。
千原ジュニア：FUJIWARAとか、バッファローとか。でも、それを聞かずに6年は。
