2025年1月11日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、萩本欽一が『欽ちゃんの仮装大賞』でビシビシと自分に振りまくってきたことに驚いたと語っていた。
若林正恭:欽ちゃん、本当調子良くて、元気で。ビシビシくんのよ。
春日俊彰:へぇ。それは感想を聞かれんの?
若林正恭:いや、だからなんか「凄い素敵でした」みたいなこと、実際、絆とか見えるじゃん、親子だったり、なんか地元の仲間だったり。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、「もうちょっと若林、もっと柔らかい言葉で褒めなきゃダメだ。もう1回」とかって。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)ああ、ビシビシくるね。
若林正恭:で、「もう1回」って言われた時にさ、「え?もう1回っすか?」とか言うの嫌うじゃん。
春日俊彰:うん。
若林正恭:だから、「え?もう1回っすか?」って言って、それで。
春日俊彰:ふふ(笑)あえて。
若林正恭:「嫌ってんじゃねぇ」と思って(笑)
春日俊彰:「それは言うだろ」みたいな(笑)
若林正恭:追い込んでくるくせに、嫌ってんじゃねぇと思って(笑)
春日俊彰:どういう関係だよ(笑)
若林正恭:「もう1回。もっと柔らかい言葉で」って。で、「良かったよ」「それじゃあ面白くないな」とか言われて、ビシビシやってんのよ(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:そしたらさ、そうそうたるメンバーじゃん。
春日俊彰:そうだね、審査員の方の並びは。
若林正恭:で、あまりにも俺に来て、メダルかけたりすんじゃん。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、リトルトゥースの子がいて。「若林、メダルかけてあげなよ」って。
春日俊彰:なるへそ。
若林正恭:メダルを持って近づいてきたの、その子が。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:で、ただ受け取ってかけるだけじゃ、欽ちゃん満足しないだろうなと思って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:なんか持ってきたところの首にかける輪に、頭を突っ込んで、自分でメダルもらったのよ。
春日俊彰:なるへそ。
若林正恭:そしたらもう、本当、腰抜けるほどスベったね。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:あの何千人いるホールで、腰抜けるほどスベったね。
春日俊彰:予想外だったんだろうね、お客さんも、周りの人。そんな若林さんがそういう行動に出るっていう(笑)
若林正恭:あと、何より使われないだろって思ってるっていうところもある。そんな、俺が何度もメダルかけるくだり(笑)
春日俊彰:それ自体ね。
若林正恭:で、腰抜けるほどスベったんだけど、なんかちょっと怖かったのが、「まぁ、別にいいや」って思ったっていうか。
春日俊彰:ああ。使われないだろうしね。
若林正恭:死ぬほどスベってるけど、「まぁいいや」と思って。で、「かけてあげるんだよ」とか言われて。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、なんか「なるほど」と思って。で、欽ちゃんは全て自分の手で、ハンドリングできるじゃん。
春日俊彰:全部をね。
若林正恭:そういう人には、やっぱりそのハンドリングに沿おうと思ったら、非常に上手くいかないタイプ、私は。だから、意表を突いて、欽ちゃんの首にかけたのよ。
春日俊彰:ふふ(笑)なるほど。
若林正恭:うん。そしたらさ、会場中が温かい拍手に包まれたの(笑)
春日俊彰:どういうことなんだよ!
若林正恭:はっはっはっ(笑)なんだろうなぁ、100回だったし、欽ちゃんが元気っていうのもあって、あと欽ちゃんのファンの方結構多いのよ。
春日俊彰:ああ、そう。
若林正恭:欽ちゃんのファンの方と、香取さんのファンの方と、仮装大賞ガチで好きみたいな、そんなマーブルな感じなの。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:で、欽ちゃんのファンが、なんか欽ちゃん頑張ってる、みたいに見えたんだろうね。あと、ハンドマイクなんだよ、あの番組。
春日俊彰:ああ、そうだっけ?
若林正恭:ハンドマイクが、俺と滝沢カレンの間に置いてあって。あれ、なんであんなシステムでまだやってんだろうな。
春日俊彰:たしかにそうだ。話す人が持ってね。掴んで、ああそうだね、そういえば。ピンマイクじゃないんだ。
若林正恭:欽ちゃんが、司会のところから歩いて、審査員の前の席まで、すげぇ来んの、俺の前に。
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:香取さんもそれでついてきてくれて。で、香取さんはツッコんでくれたりするじゃん、優しいじゃん。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、欽ちゃんが「若林、もう1回」みたいな感じで出てきてやってるから、ハンドマイクがないから、欽ちゃんにかけたりしても、俺と欽ちゃんは生声だから、なんかね聞こえてないのあんまり。
春日俊彰:なるほどね、お客さんには。
若林正恭:で、欽ちゃんにかけたら、欽ちゃんはそういうのに慣れてないっていうか。自分で、ハンドリングしたいとか、自分に来るっていう。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:だから、欽ちゃんもメダルかけたまま固まってたんだよ。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)なに、その状況。
若林正恭:そしたら、バーッてあったかい拍手が、欽ちゃん100回みたいになって。
春日俊彰:優しい(笑)
若林正恭:で、俺も欽ちゃんに向かって拍手して。で、「違うんだよ、若林」みたいになって、またメダル戻されて。またじゃあ、もうどうしようかな、もうボケないなと思ったら、香取さんが1歩前出てくれて。
春日俊彰:おお。
若林正恭:「あ、ありがたいなぁ」と思って香取さんにかけたの。そしたら、欽ちゃんが「そうじゃないんだよ」っつって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、それでまたなんか、かけ方がなんだかんだって、なんか何パターンかやってんのよ。
春日俊彰:おお。
若林正恭:で、「ちょっと待てよ」と思って。俺、審査員席に戻って、ハンドマイク掴んで、「いやいや、俺に振りすぎだろ!」っつって。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:もう言ったの。
春日俊彰:なるほど(笑)
若林正恭:そしたら、そこはウケてんの。たしかにそこまで俺に…
春日俊彰:なるほど、多かったのね。
若林正恭:そう、そう。で、こんだけスターがいて、「なんか、俺の分量多くないっすか?」みたいな感じも、ちょっとそれまでの流れがあるからウケてんの。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:で、俺、その後ね「司会が下手だな!」って言ったの。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)おお。
若林正恭:そしたら、そこもう腰抜けるほどスベったね。
春日俊彰:それはダメなんだ、ウケそうだけど。
若林正恭:「いや、それ大丈夫?」みたいな空気。
春日俊彰:ちょっと行き過ぎちゃった、ラインを超えちゃったんだ。
若林正恭:「それ、大丈夫?」みたいな空気になって、「大丈夫だよ!」と思って。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)まぁ、そうだね。
若林正恭:絶対使われないじゃん(笑)
春日俊彰:そこの部分はね。心配になったんだ、関係性を知らないから若林さんと、欽ちゃんのね。「そんな強いことを言っちゃって、大丈夫なんだろうか?」って思ったんだろうね、お客さんがね。