2025年1月1日放送のテレビ東京系列の番組『あちこちオードリー』にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、芸能界は「燃え尽き症候群」になったら復帰が困難で「退場」しか道がないと思う理由について語っていた。
若林正恭：俺は(ミドルエイジクライシスの瞬間が)バリバリあって。ようやく、でも抜けて。
春日俊彰：ほう。
若林正恭：でも、やっぱ抜け方のことを教えてくれる人がいないのは、この業界ってやっぱ、やる気がある人が多いから。
伊集院光：ああ。
若林正恭：退場してくんだよ。で、中年の危機とかに入ってる人に、もう誰も手を差し伸べない。
春日俊彰：ふふ(笑)
若林正恭：みんな、やる気あるから。
春日俊彰：ああ、そうか。
向井慧：やる気ある人たちから選びますもんね。
若林正恭：で、なんか色々聞いたら、脳の回路の同じところを何年も使いすぎると、やっぱり興奮もしなくなってくるとかがあるらしいのよ。
伊集院光：うん、うん。
若林正恭：で、燃え尽きってさ、なんか「火」じゃんやっぱ。燃えるだから。火のように仕事をすると、燃え尽きちゃうんだよ。
伊集院光：ああ。
若林正恭：春日って、水のようにテレビ出てるから。
春日俊彰：いやいや(笑)燃えたぎってやってるけどね(笑)
若林正恭：水が流れるようにテレビ出てるから。だから、それがあんだよね。だから、燃やすと尽きる。
春日俊彰：なるほど、そうすると消えるか。
若林正恭：何年も使うと。別のところを使ったりしないと。伊集院さんって、そういうタイミングって、キャリアの中であったんすか？
伊集院光：僕はこう凄くこう細かく…カタカナぐらいのノリだけど、ソウウツだから。物凄いテンション上がったり、物凄い下がったりをずっと繰り返してるから。
若林正恭：へぇ。
伊集院光：全てのことを、急に燃え尽きてやめてってるから。落語も学校も、それこそ放送局も、ニッポン放送ダメになったりとか。
若林正恭：ああ、はい。
伊集院光：そんなのずっとやり続けてるから、慣れっこでそんなもんだろうってちょっと思ってるかな。
若林正恭：ああ、繰り返すっていう。
