伊集院光、M-1グランプリの審査員が「M-1経験者」に偏っていることでの弊害を指摘「昔のM-1って…」

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2024年12月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、M-1グランプリの審査員が「M-1経験者」に偏っていることでの弊害を指摘していた。

伊集院光:割とこう世間の話題はさ、M-1の審査員が誰になりました、みたいの多いじゃん。で、まぁ俺はその自分でそういう芸事やってないから、単純に漫才とかも好きなものの1つ。

面白いことが好きな中で、面白い漫才が好きっていうぐらいだから、M-1に対しても、見たり見なかったりとか。あとは録画したやつを見たり。これは途中で飽きちゃったらいいや、ぐらいの温度なのね。

でも、難しいのはさ、それこそキャモン西本のR-1じゃないけども、付き合ってるのが割と若くはないんだけど、若手のお笑いとかと野球やったりとかしてるから、それはみんなそわそわしながらM-1のこと気にしてるのに、あえてね、あえて俺はちょっと違うところにいて申し訳ないんだけど。

なんか昔のM-1ってさ、漫才の人ってそんな審査してた?なんかその最初の内は、それは松本さんはいるよ。松本さんはいるんだけど、俺、覚えてんのは青島都知事とかやってたよね。

で、小池がいないと(笑)都知事枠、で、あとは鴻上尚史さん、演出家の鴻上尚史さんがいたりとか、もちろん談志師匠いたりとか。ラサール石井さんなんて漫才はやったことないけど、ラサールさんいたりとか。大竹まことさんもいたよね。

ってことは、むしろ松本さん以外に、まぁ巨人師匠はいたものの、それこそ漫才ばっかりにしないようにしよう、みたいなことだったと思うのね。なんかそれが今、むしろ「M-1を経験している人」ってなって。M-1を勝ったことがある人、とか。M-1の決勝行ったことのある人になってくわけじゃん。

そんな中で、自分がM-1とか漫才とかと少し距離が離れていったところは、「賞レースはこういう笑いの取り方をしなきゃいけない」みたいなことを、みんな言うじゃん。「賞レース用のネタとしてはこうで」とか、で、その同じ立場で賞レースをとったことがある人が、「こういうテンポ感がこうだったから、良いところは多いんだけど…」みたいな話とかしてるじゃん。

あれ、なんかよく俺の中ではもうよくわかんなくて、「面白い、にみんな向いてるのではないの?」っていう。

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