2024年12月4日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、アルコ&ピース・平子祐希の大躍進の要因を指摘していた。
佐久間宣行:2024年、テレビ出演本数ランキングが発表されました。1位、ハライチ澤部君578本。2位、バナナマン設楽さん541本。3位、麒麟・川島さん539本ということですよね。
ここまではデッドヒートなの、ついに澤部が1位になりましたけど。これがですよ…同郷、いわき出身。我々の中では何かを実写化する妄想をするたびに、噛ませ犬役を買って出てくれる(笑)
ねぇ、本当。自ら買って出てくれてますからね。実写版『キングカズ』では映画冒頭、ブラジルに渡ったカズを舐めて煽った結果、綺麗に股抜きされるブラジルの選手役ね(笑)
バトル系だと、大きな戦いが終わってから、見た目が子どもの次の章のボスであろうキャラが、初登場のタイミングで舐めてかかって瞬殺される。『黒子のバスケ』にも出てたんじゃなかったけな?(笑)もちろん、『ブリーチ』にも出てました、挽回せずに終わった男(笑)
そんな平子が4位ですよ。誇らしいですねぇ。挽回しましたよ、ちゃんと。これ、何が凄いかって言うと、大きくキャラクターはぶらさずに4位。ちょっとずつ、ちょっとずつキャラを理解されて(笑)
ふざけられる幅を広げて、その内にみんな慣れて。慣れてきたら、「アイツ面白いし、ルックスもいいんじゃねぇか」ってなって、主婦の皆様にも愛されるようになり。それで4位ってことですからね。
周りを自分に、徐々に徐々に合わさせたっていうのがね、これが。でも、平子も言ってたんだよ。俺のYouTubeに来てくれた時に、アルピーは忍者のネタでブレイクして、本当だったらバラエティ、急に一周させられる時に、半年の舞台が決まってて。『スマートモテリーマン講座』の。で、一周しなかったんだって。
で、それを今思うと、あの時は「ヤバッ、チャンス逃した」って思ったんだけど、今思うと、多分準備できてなかったから、キャラがブレブレになった、と(笑)
その時に、一周せずに徐々にバラエティで千鳥とか、劇団ひとりとか、オードリーとかにイジられるけど、そんな乱暴にイジられる感じじゃないままこれたから、無理なキャラ替えを、キャラチェンせずに。「クイズだけで売れる」とか(笑)そういうことがないまま来たからじゃねぇの、っていう感じ。
あとは太田プロだから、劇団ひとり、有吉さん、土田さんとかに中ではちゃんと削られてたから(笑)外では削られてないのよ、別に。でも、中ではちゃんと削られたらしく(笑)イタかったところはちゃんとなくなったまま、準備ができた段階で増えてったっていう。
そういう意味で言うと、長いよね、こっから。無理してないから。無理してないままきて、普段のままいけるからね。それは凄いなぁって思いますよ。