2020年9月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『伊集院光とらじおと』のエンディング直前で三遊亭円楽がブースの外で手を振っていたため反射的に振り返してしまったと告白していた。
伊集院光:今週気づいたこと。金子ディレクターに番組始まる直前にね、「どうでしたか?ウチの師匠の番組は?」と、軽くこれぐらいで聞いたら、「とにかく丁寧にやっていただいて、とても僕としてはディレクションをしやすかったです」っていうイヤミをね。
「なんであの師匠から、あんな弟子なんだ?」っていう、含みのあるやつを(笑)「アイツは時間計算もしないで、オープニングをまたダラダラ話すんだろうけど、師匠は全然違ったよ」みたいな、そういう空気を出されまして。
先週の火曜日、収録があって。TBSでは放送されないんだよね。TBSで放送されなくて、ネット局で放送される、凄く短いお便り紹介の番組なんだけど。
その録りをさ、月曜夜中まで番組やって、で、スタジオで寝て、火曜日番組やってる間ぐらいに、師匠はTBS来て、金子ディレクターのディレクションの下、丁寧に録ったわけだよ。
そしたらさ、自分の番組のもうエンディング間近ぐらいのところで、ウチの師匠がTBSの中を徘徊し始めたんだよ。そういうのは、ディレクターがちゃんと止めて、首の後ろのところをつまんでギューッって上げて。
で、地下の駐車場まで終わったぞ、と。円楽、お前の時間は終わりだということで、帰さなきゃダメなんだよ。それなのにさ、俺さ、エンディング前で、当選者発表とか用意してたらさ、周りの空気がおかしいわけ。
でいて、ガラスの向こうをみんな指さしてるからちょっと見たら…ガラスの向こう側って、廊下の方だよ。窓の外のほうだと、師匠何やってんだっていう(笑)ウチの師匠、ヤモリみたいな感じになっちゃうから(笑)
廊下側のガラスの向こうに、なんかヒョロっとしたオジさんが俺に手を振ってるからさ、俺、本当に反射的に手を振り返したのよ。俺、多分ね、弟子になってから初めてだと思うよ、師匠に手を振ったの。「見てる?」って感じで、「はーい!」って感じの。
よく見たら師匠なんだよ。「今、終わったよ」なんつって。「おう、そうかい」っつって(笑)「どうだい」っつって(笑)ビックリしちゃってさ。アワワなったまま番組終わるっていう。