2024年10月21日放送の読売テレビ制作の番組『川島・山内のマンガ沼』(毎週日曜25:28 – 25:58)にて、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、復讐を「共有する」という漫画『葬いの共犯者』の設定を称賛していた。
山内健司:こちら、『葬いの共犯者』。原作・廣瀬俊先生、漫画・三上つぐみ先生、講談社から出ております。
川島明:うん。
山内健司:こちらなんですが、2023年マガジンポケットにて連載中。単行本は第4巻まで発売。
川島明:うん。
山内健司:で、あらすじなんですが、ある日、弟が自殺した主人公の朝人は、自殺の真相を探るべく、弟のパソコンにログインします。そうすると、とある掲示板に書き込まれていたのは、弟が学校で受けた凄惨ないじめの記録。
川島明:うん。
山内健司:朝人はいじめの犯人を見つけ出し、復讐することを誓う。そんな時、掲示板の管理人を名乗る人物から一本の電話が。「自分の復讐を手伝ってもらう代わりに、他人の復讐も手伝う、復讐共有会に参加しませんか?」と。
川島明:うん。
山内健司:同じ痛みを持った7人が、7つの復讐を行う運命共同体サスペンス。
川島明:うん。
山内健司:ということで、7人が誰かに復讐をしたいんですね。
川島明:そういうメンバーが集まったんや?
山内健司:そういうメンバーが集まって、一人ずつの復讐を全員でやっていこう、と。
川島明:ああ。
山内健司:で、みんなどういう事情があってコイツに復讐をしたいんだとかっていうのを共有していくんですけど。やっぱり最初にやった人とかから、モチベーションも変わったりするじゃないですか(笑)
川島明:自分の終わったらな。
山内健司:自分の終わった後に。
川島明:たしかに。
山内健司:どうなんの、とか。
川島明:「もうええし」みたいな。
山内健司:プラス、この中にその管理人。立ち上げたメンバーがいるんですけど、それが誰か分からないんです。
川島明:リーダーがおるんや。
山内健司:リーダーが分からなくて。そのリーダーがなんか怪しい雰囲気もあって、そのリーダーを探るんですけど、「誰がリーダーなんだ?」っていう探り合いも始まったり。
川島明:へぇ。
山内健司:どんどん、どんどん話し合いが進んでいくんですけど。もう読んだ瞬間に、「この設定、いいなぁ」って僕は思って。
川島明:いいね。
山内健司:コントとか、特にユニットコントで俺、やりたいって思って。
川島明:うん。
山内健司:一人目、二人目でやって、モチベーションをなくした奴、めっちゃオモロイやんっていう(笑)
川島明:別にもう、リスク負いたくない。
山内健司:「もう、俺…もうやめとこうよ」って(笑)
川島明:はっはっはっ(笑)「お前、終わったからやろ」って(笑)
山内健司:そうなってくるよなぁ、とか。
川島明:アイデア勝ちですね。
山内健司:そうなんですよ、それも面白くて。