2024年10月21日放送の読売テレビ制作の番組『川島・山内のマンガ沼』(毎週日曜25:28 – 25:58)にて、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、勇者に倒された魔王との旅を描く不思議な漫画『獣王と薬草』をおすすめしていた。
山内健司:僕のおすすめはこちら、『獣王と薬草』。
川島明:ほう。
山内健司:原作・艮田竜和先制、 作画・坂野旭先生。キャラクターデザインがももちち先生です。
川島明:うん。
山内健司:小学館から出まして、2023年マンガワンにて連載中。
川島明:はい。
山内健司:単行本は第3巻まで発売。あらすじなんですが、ちょっと『葬送のフリーレン』と世界観が似てるのが、魔王が倒れた後の世界なんです。
川島明:うん。
山内健司:で、その魔王が倒れた後なんですが、ダンジョンとかにはまだモンスターが残っていて。で、倒したモンスターの素材を剥ぎ取って、未開拓エリアに到達してお宝を手に入れるっていうことを職業とする人たちがいる世界で。
川島明:ああ。
山内健司:で、主人公はそういうふうにして成功をしていこうと成り上がりを夢見る女性冒険者のティナ。
川島明:はい、可愛い。
山内健司:女の子なんです。ティナはダンジョンの探索中に重傷を負ってしまいます。
川島明:ヤバ。
山内健司:そんなティナの前に現れたのは、かつて勇者に殺されたはずの最強の魔族、獣王ガロン。
川島明:おお。
山内健司:そのガロンが現れて、ティナを助けてくれるところから話は進むんですね。
川島明:なるほど。
山内健司:この助けてやる代わりに、俺を手伝えよ、と。
川島明:うん。下僕になれ、と。
山内健司:で、これオモロイのが、獣王ガロンはめちゃくちゃ力で倒しまくってた魔族なですけど、今はお医者さんとして、他の魔族やモンスターを治療する旅をしてるんです。
川島明:へぇ。
山内健司:で、ダンジョンを守るっていうのが、残された魔族の使命になってて。
川島明:はい、はい。
山内健司:でも、そこに荒らしに人間たちがやってくるんで、魔族が病気になったり怪我を負ったりするんですね。そうするとダンジョンは実は世界の秩序を守る役割があるんですけど、その役割を守るために、魔族はダンジョンを守ってるんですけど。
川島明:うん。
山内健司:人間たちはそれを知らずに、お宝とかをとって逃げてって、そうするとダンジョンの均衡が崩れて世界が良くない方に行くんで。
川島明:なるほど。
山内健司:それを止めるためにガロンは頑張って戦って。でも、怪我した魔族とかを助けに世界各地を回って旅していってるって話なんですけど。
川島明:うん。
山内健司:めっちゃバトルシーンとかが多いとかじゃないんですけど、ストーリーで見せるタイプで、ちょっとおもしろいなぁっていう。
川島明:ええ話っぽいですね。
山内健司:ええ話ですね。